ねえ、また犬が飼いたいと思わない?


保護された福島の被災犬のむっくんが、特別
養護老人ホームに引き取られ、入居者の方々
から可愛がられたというテレビ番組を見て、
母が申しました。


保護犬のことが、ニュースや番組で取り上げ
られると、母は、お金を寄付したいと言うか、
引き取ってうちで飼いたいと必ず言います。


そうやね、今度ね、


アタクシは、いつもは、ムニャムニャ言って、
誤魔化してしまいます。


ところが、その番組のときはアタクシの虫の
居所が悪かったんです。

ついつい、はっきり言ってしまいました。


もう、犬は飼わへん!


どうしてよ?


何故、ブーケが心臓麻痺で、突然死したかを
忘れてしまってるのよね。


母はブーケが、死んだのは獣医師のせいだと
申します。

それもあると思っています。

ヘルニアの発作と診断されていたのは、心臓
の発作だったんです。
でも、心臓のお薬も貰ってました。


M.ダックスの彼は13K弱の体重がありました。

骨太のタイプなので、9Kまではいいでしょう
と言われてました。


ダイエットをさせないと死んじゃう!と母に
言ったところ、


だって、美味しいものを我慢させて長生きを
させるより短くても食べさせたいもの。


そう言われたときは、こりゃアカンだと思い
ました。


当時、母は認知症初期。

アタクシもバイトがあったりして留守をする
ことが多ございました。


ブーケにあげるジャーキーは袋に午前中の分、
午後の分と分けたり、おやつの入った箱を、
隠したりして、大量にあげられないようには
していました。


食べさせ過ぎはアタクシにも責任があります
から、母を責めるのは筋違いだと存じてます。


認知症を発症する前は、


ご飯はブーケに先にあげてちょうだい。


と母は言いました。


その日も、いつものように、ブーケにご飯を
あげていたら、母が申しました。


アナタは、アタシより、犬の方が大事なのね。


その時は、母は「待つ」ことが出来ない状態
でした。


それをきっかけに、アタクシは、母と一緒に
食事をすることを止め、とにかく母に食事を
出してから、ブーケにご飯をあげ、そして、
アタクシのご飯。
というように変えてしまいました。



或る日、ブーケを連れて車で散歩へ行こうと
したときのこと。


母を車に乗せたところ、ブーケがその後にすぐ、
母の座席に乗ろうとしました。

母は全くブーケには目もくれず、ドアを閉めてました
しまいました。
ブーケは、ビックリした様子でした。


もう、自分のことで精いっぱい。
他には気が回らなくなっていたのですね。


そう、もう、犬を飼うには、母は年取り過ぎ
ました。
そして、アタクシとて同じこと。


人間は80年、犬は15年。
もし、アタクシになにかあったとき、飼った
犬はどうなるのでしょう。


兄のところで面倒は見てくれるでしょうが、
今、現在の状況では迷惑をかけてしまいます。


母にこれらの話をしました。


だから、飼えないんよ。
可愛いから可愛がるだけではダメなんよ。

アータが、認知症でなければ、飼えるけどね。


鬼娘のアタクシは、また、残酷なことを母に
言ってしまいました。



onumusublogb


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