手術は56分で終了しました。

リンパ節に転移はなく、切除しなかったとの
こと。


今晩はナースステーション前の個室で過ごす
ことになりました。


手術後は麻酔から醒めて、少々、目も虚ろ。


こっちの目がはっきり見えないわ。


ギョッとするようなことを口に出したりして
あれれ、大丈夫?と思われました。


ベットの横に兄がいることに気が付いた母は
目を三角にしてキッと睨みつけて、いきなり
申しました。


アタシをこんな目に遭わせて!!


胸はバストバンドでキリキリと絞められて、
手にはミトン、身体は拘束状態。


アタシが何をしたって言うのよ!!


まあ、元気いっぱいで、手術を受けた人とは
思えませんでした。


兄から、右の乳房にレモン大の癌があって、
それを切り取ったから、胸を押さえていると
説明を受けて、ようやっと静まりました。


酸素マスクが鬱陶しい、ミトンを外せ、痰が
切れないと大声でわめく。


こりゃ、個室に移動させられたわけや。


午後からずっと兄が母に付き添ってくれて、
アタクシは外野気分でいられました。


母が痰を吐きだすのを、兄がティッシュで、
取ってくれました。


あの子(アタクシのこと)はこんなことを、
やってくれたことがなかったわ。


そりゃ、そうや。
いつもは、自分で出来るやんもん。
たまには、長男にやってもらうのもいいんや
ないの。


そして、何回もアタシはどうしたの?何故、
ここにいるの?と聞く母に、兄はうんざりも
しながらも、相手をしてくれていました。


アタクシは、耳の傷を診て頂くために、母を
兄に任せて、1時間弱、外科の外来へ。


午後7時には、自分で立ち上がって看護師と
トイレへ歩いていきました。


それを見届けて帰ろうとすると、また、痰が
出ると騒ぎ出しました。


後は看護師の皆さんにお任せ。


とにかく、元気な母でした。

この調子だと、早めに退院になるかもです。

106-0601s_IMG


関東は、朝から冷たい雨。
北風も吹いていました。


こんな日は、足元を暖かく。



オーストラリア産のムートンあたたかスリッパ冬物先取り企画
★送料無料!★

但し、滑らないように気をつけて!