画像を撮るのに必要な薬を注射するんですが、
消毒液にはかぶれませんよね?


なんですか?耳が遠いので、ごめんなさい。


検査師がかなりの声で話しかけているのに、
母は、聞こえないと言っている声が、ドアの
外にいるアタクシにも聞こえてきました。


女性検査師は、更にトーンをあげて、怒鳴り
声になっていて、こういう検査はもう限界に
あるのかもしれないと思いました。


今朝は認知症の検査の一環として、MRIとRIの
検査に参りました。


脳の形を調べ、RIからの脳の働き具合をみて
診断されるものなんですね。


MRIの検査室は待合室から遠く、様子を覗う
ことは出来ませんでした。


しかし、これまでの乳癌のマンモグラフィも
動いて明確な写真が撮れませんでしたから、
今回も動いたかもしれません。



RIの男性検査師が、検査の詳細な説明をして
おられました。

検査内容は、アタクシもチンプンカンプン。

母にはもっとわからないと存じます。
その証拠に、男性検査師の声が、小さいにも
かかわらず、何も申しませんでした。


お顔の周りをカメラが回っていきます。
しばらくじっとしていてください。
どこか、気になるところがありますか?


はい、あたくしね、右の胸が痛いんですの。


あれま、また始まった。

ケアマネさん、在宅マッサージの施術師さん、
「いかがですか?」と聞かれると、ずべてが
医師と錯覚し、ひたすら、気になるところを
訴え、下着を脱いで見せようとします。


脳の検査や、って言われているのに、乳癌の
術後の傷を見せてどないやの。


ま、白髪の婆様でございますから、認知症の
ためと思って下さればよろしいのですが。


今回の検査は、治療ではなく診断材料のため。
苦痛と言っても、閉所でじっとしていること、
検査薬の投与。
検査薬もリスクがあると存じております。


母のためというより、家族であるアタクシの
不安解消とどういう認知症の型か知りたいと
いうだけのこと。


そこまでやってどないやの?


それに、今日は水曜日。
MRIとRIの検査を一度に済ませるには今日のみ。
ということで、デイをお休みしてきました。


アタクシの自己満足だけやなと存じます。


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