アタクシは若い頃、死後は海への散骨を希望
しておりました。


それを、外洋ヨットをやっていた元ボスに、
話を致しました。


あんずさん、散骨も費用が掛かるもんだよ。


現在、「墓地、埋葬等に関する法律」があり
条文として、「埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地
以外の区域に、これを行ってはならない」と
記されているそうです。


しかし、散骨という葬送を想定しない法律で、
作成されたもので、今は、1991年に「葬送の
ための祭祀として節度をもって行われる限り
遺骨遺棄罪に該当しない」と当時の厚生省と
法務省が発表しているそうです。


以降、散骨を商売にしている会社もあります。
調べてみると、委託散骨で4万円から。

遺骨は、粉砕して粉状にしなければならない
のでその費用は3万円。
10万円以下でもできないことはございません。


前述の元ボスが、タダではないけれど簡単に
出来る方法があるよとこっそり教えてくれた
のが・・・・・。


大島航路の夜中にこっそりまくといいよ。
客船料金だけだからね。


よいこの皆様は、そんなことをしてはあきま
へんで。


そこで気が付きました。

散骨がいいの、なんのかんのと言っても誰が
やるのかを考えると、アタクシの場合は甥で
ございます。


だったら、そのまま火葬にする直葬でもなん
でもよござんす。



亡き義姉のお母様は、告別式のみの葬儀。
母のすぐ上の姉にあたる伯母は、猛暑だった
こともあり、誰も呼ばない家族葬でした。


うちのママも誰も呼ばなくてもいいって言う
てるし、家族葬にして、後日追悼ミサをして
でいいんとちゃう?


兄に申しましたら、


簡略には出来ないよ。
5人兄弟の末っ子で、甥、姪が多いことだしさ。
それも、皆さん高齢者になりつつあるんだし、
親戚一同が揃う最後だよ。
盛大に送ってあげようよ。
大丈夫。
葬式代はプールしてあるから。


さすがは長男。
先にあの世に逝かんでよ。
アタクシだったら、簡素化してしまうから。


そして、兄はアタクシに釘を刺しました。


ちゃんと自分の葬儀代確保しろよ。
おまえの分はないからね。


はいはい、わかっております。
生命保険でなんとかなるやろと、思っており
ます。