今朝は、朝からテレビは後藤健二氏に関する
ニュースばかり。
個人的には、なんとか助かるのではないかと
少々、甘い考えでおりました。
ご冥福をお祈りします。
こういうニュースを母と一緒には見たくない
のが、アタクシの正直な気持ちでございます。
戦争って可哀想よね。
いやいや、戦争とちゃうよ。テロ行為なんよ。
母の感想は「可哀想」と言うだけ。
ニュースの画面に出てくるたびに申します。
その都度、アタクシはあっさりと一言。
そうやね。
それ以上の感想も考えも述べません。
今、思うに認知症を発症したと思われる頃、
飼い犬のブーケが虹の橋へ逝きました。
アタクシは、ペットロス状態でした。
或るとき、母の前で、ポロポロと泣けてきた
ときがありました。
すると、
ウソ泣きなんかして。
だって、ブーケちゃんが・・・
何が悲しいのよ。涙なんか流して!
そう言われたときは、ショックでした。
そのときは、認知症のごくごく初期の症状だ
とはわかりませんでした。
しかし、以後、気持ちを共有することは出来
ない、感情的な話題は、話をしても無駄だと
思うようになりました。
10年以上が経ち、母の悪魔だった時期は過ぎ
去りました。
しかし、感情を共有しないようにすることは
いまだに続いています。
母から言われれば、それには返答致しますが、
ただ一言、
そうやね。
それ以上の突っ込んだ会話は極力しないよう
にもなりました。
話をしているうちに、どんどん、方向が変り
ストレスを感じるときもございますので。
今、こういうことを言いたいんだけど・・・。
それを口に出しかけて、グッと押さえて、
まっ、いいや。
今や、貧しい会話だけでございます。
コメント
コメント一覧 (8)
高齢者にうけた笑ばなしをおひとつ。
昔の二宮金次郎さんの銅像は、マキを背負って歩きながら本を読んでました。
でも、最近の金次郎さんは、マキを傍らにおいて座って本を読んでいるのだそうです。
道を歩きながら本を読むと、危ないからだそうです。
もう、ご存知でしたらごめんなさい。
山椒魚さまに倣って私も笑い話を。
施設で徘徊中の高齢者にわけを聞くと、ご飯が食べたいと。
そこで、今田植えしているから待っててね、と伝えると、田植えか、と言って待ってくれる、というお話。
そうやね、が言えるようになったあんずさん、成長なさいました。
見習わなくては。
返事をしているうちにどんどんドツボにはまって、いやーな気分になってしまうのはわかっているのについ、ちがうやんか!(私は関東弁)と答えてしまう、未熟な私です。
認知症の人とはそんな話になるのですか。私は、まだそのまま普通の話をしています。確かに、同じ話を何回もしますがまだ大丈夫です。しかし、今は興奮が収まり「それでな・それでな」が出なくなりました。いまは、「はやくして」がよく出ますが、なにをして欲しいかわからない時が多いです。こんな、毎日ですが私は、楽しんでます。
こんばんは。
二宮金次郎がマキを置いて座って本を読む。
この話は知りませんでした。
ほんと、危ないですよ。
私が歩きながらの骨折ですから(笑
こんばんは。
田植えから待ってくれるというそのお年寄りは、
ユーモアがわかるんですね。
ルビー様、
>返事をしているうちにどんどんドツボにはまって、いやーな気分になってしまう
まさに、それです!!
ドツボにはまらないように、ブチッと切っておかないと、
最後はイライラ、ムカムカですから。
だから、なんでもかんでも、返事は「そうやね」です(笑
こんばんは。
普通に話せるのはいいことですね。
お母様も息子さんとのおしゃべりを楽しんでおられるのですね。
認知症が進むと、内容を理解しなくなり、トンチンカンな答えが返ってきます。
更に、自分のことしか話をしません。
どちらかと言うと聞き役に徹しています。
あんずさんの接し方は良いのではないかと思います。
認知の人の話は否定したら駄目だと聞きます。
(そうやね)良いんじゃない
家もそうだけどまともに話は続かないし、かみ合わないのだから
仕方ないですよね。
こんばんは。
ほんとは否定したいことを言う場合もあります。
そんなときの、「そうやねはストレスです。
確かに、まともに話は続きませんよね。
悲しいけれど、仕方ないですね。