日によって、とても母が鬱陶しく思うときが
あるのです。今日は特に朝から。

パジャマから夏のワンピースに着替えさせて、
肌寒いので、上着を着るように勧めたところ、

ねえ、上着のボタンははめるの?

はぁ、はめたければ、はめればいいし。

メガネはどうするの?かけるの?

それを、あたしに聞くんかい。

ママがメガネが必要と思うならすればいいし、
いらないと思えば、かけへんでもいいし。
好きなようにしたらええねん。
そんなことまで、あたしに聞くん?


認知症が進行するとこの先どうなることやら。

子供の成長は楽しみやけど、認知症の行く末、
見とうないのが正直な気持ちです。


さらに、午後になり、

かおちゃん、どうしたの?亡くなったの?

かおちゃんとは、5年前に亡くなった、母の、
すぐ上の姉の名前。

認知症だから覚えられないのはわかるけれど、
今朝から、何かというと同じ質問。

もう、いい加減にしてくれ!!的口調につい、
なってしまうのでございます。

アナタって親に対してそういう口の聞き方を
するのね。
アタシはそんなふうに言うことはないわよ。

アタクシは、言うか言わないか躊躇しました。
でも、言っちゃいました。

何度も言わせないで!今朝からずっとやない。
亡くなったことをいい加減に憶えていてよ!!

tonbo

認知症に憶えておけと言うほうが、間違ってると、
重々、わかっています・・・・。