うれしはずかし朝帰り。

そんな浮いたことではなく、午前7時半に夜行
バスが池尻大橋に到着。

「開店直前の街並はあわただしく」の通り、
サラリーマンや学生でいっぱいの駅前。

初めての夜行バス。
疲れるのなんの、若くはないんだといまさら
ながらに自覚しました。
最終の新幹線で帰ったほうが正解だったよう
です。

むしろ、JR西日本の京都線快速、ぐっすり、
眠れて快適でした。


母の3泊4日のショートを利用し、大阪へ。

昨日は午後からFacebookから消息が分かった
小学校の同級生2人と大阪の天満で、同窓会。

午前4時起きで、朝一番の飛行機で伊丹へ。
午前中を利用して、リムジンで京都へ出て、
滋賀の大津へ行ってきました。

滋賀の一件はまたのお話にします。


さて、小学校を卒業して47年。
昔話やほかの友人達の消息のことなど、でも、
話題になるのは、やはり、親の介護。

ドイツ人と結婚して、生活の基盤はドイツに
ある同級生。
彼女は、一人暮らしをしているお母様の今後
の介護のために、度々、帰国しています。

今回の帰国は、介護認定を受けるのと施設を
見学すること。
お母様にはガンが見つかったのですが、高齢
でもあるために手術は断念するとのこと。

幸いにも自覚症状が現在はないのと、さらに
デイをとても楽しみに暮らしておられるのだ
そうです。

施設への入所も考えたけれど、これはという、
施設がないのよ。
今の生活が、母には一番いいみたいだから。

彼女は、施設を諦め病院のホスピスを予約を
入れたと言っていました。


もう一人は、週に2日、実家に泊り、やはり、
一人暮らしのお母様を看ているそうです。

お母様は、いまだに運転をされるとのこと。

やめさせたいんやけど、頑固としてやめない。
弟と一緒に説得するのがいいと思うんやけど、
その弟と母への認識に違いがあるねん。

遠方に住む弟さんには、お母様は、しっかり
していて、まだ認知症ではないと思っている
ようです。

そりゃ、外面ヨシコさんが多いからね。

しかし、彼に言わせると、やはりおかしいと
思えるし、このまま運転させるのは危ないと
是が非でもやめさせるそうです。

たった三人なのに、介護の問題は切実なもの
ばかり。


朝、飛行機が離陸するとき、思いました。

飛行機が滑走路を離れる瞬間の開放感。
そうや、母のことはしばし、忘れて行こう!

022


18歳まで過ごした関西。

新大阪のホームから見える六甲山。
この山を見ると、なぜだかいつもホッとします。