先日のこと、病室に入って、びっくりポン。

いつもならば、寝ているのに、ベットの背が
起こされて、母が女性週刊誌をメガネなしで、
パラパラと見ておりました。

座位保持の訓練でしょうか。
週刊誌のほかに、漫画本がありました。

看護師さんによっては、テレビを見ることを
勧めて下さったりしているんですが、「本を
見る」母を見るのは久しぶりでした。

ならば、とヒラメいたアタクシ。

病院へ行くと言っていた兄の言葉を思いだし、
「犬の本を買ってきて。」とメールしました。

しばらくして、兄から電話が。

犬の本をとあったけれど、どんな本を買えば、
いいんだよ!

あ、また、やっちまった。

以前、姪にも、突然に、日本の歌曲を歌った
CDを買ってきて、とメールしてしまい、姪が
はあ?!と思ったと言ってましたっけ。

母と日常生活をしていない兄達に、詳しく、
伝えず、買ってこいというアタクシが、一種、
早とちり。

老人性白内障もあるので、細かい文字は読め
ません。
写真が多い本だとメガネなしで見ることが、
出来ますし、大好きな犬猫なら、眺めてだけ
事足りますから。


アタクシが、頭に描いていた本は、


兄が買ってきてくれた本は、




同じ写真でも、兄が買った本は「犬の撮り方」
のノウハウ本。

翌日、また、もう一冊買ってきてくれた本




この本は、母は食べるのを止め、手にとって
自分でページを捲って見ておりました。

母の興味を惹く本は、日頃を知ったつもりで
いたアタクシにも、わからなかったと反省を
しました。

アタクシがいつも買う本には、食べるのを、
やめて見るということはありませんでした。

021


何を見るにも必要な老眼鏡。

アタクシも、メガネなしには、読めません。

このメガネのことで、相変わらずだと思う、
母の言動がありました。

また、のちほど・・・・