朝、お部屋に行ってみたら、息をしていない、
そんな方も、年にお一人はいるんですよ。

えっ?!・・・・・

今まで、老健を巡って参りましたが、そんな
ことを言われたの初めてで、面食らいました。


昨日は、川崎市宮前区で1軒、横浜市青葉区で
2軒、老健を見学しました。

3施設は、都内の老健と違い居室も少し大きめ、
廊下や共有スペース等、広々として開放感が
ありました。

アタクシが都内に拘ったのは、母のことより、
まず、アタクシ自身の交通の便のよいところ
を望んだ結果。

次に、母が老健を姨捨山的に思わないような
施設であること。
とすると、都内なのかなと。

何軒か見学して感じたは、なんで、施設って
こんなに薄暗いのかということです。

しかし、景色がいいの、明るいの、広いの、
という感覚は、認知症である母には、関係が
ないかもしれないとも思っております。


えっ?!というような発言をしたのは、一番、
最後に行った横浜市青葉区の施設。

両手ほど、施設巡りをして、観察するように
なったことは、スタッフではなく、入所者の
表情。

認知症病棟なんぞ、表情のある入所者さんは
殆ど、いません。
それぞれが、あらぬ方向を見ていることが、
多うございます。

しかし、この施設では、相談員が通ると手を
振ったり、にっこりする入所者さんが、数名、
おいでになりました。

さらに、日中は、全員、共有スペースにいて、
居室はカーテンが開けられていて、施設全体
が明るい。

これは、いいかもと素人のアタクシは思って
しまうのです。

病院からFAXで送られている診断書の血液検査
数値が、検査票コピーと手書きの数値が違う
ことを指摘されました。

手書きの数値が違うのと、何故、数値が高い
のかという理由がわからないと、検討会でも、
疑問になると思います。

このまま、病院へ直行するので、ソーシャル
ワーカーさんから電話を入れて貰うことに。

えっ?!というようなことを言われたと話し
ましたら、やっぱりねという発言が。

あそこは、建物は大きくて、ホテル的(そう
思いませんでしたが)ですが、スタッフの数
が圧倒的に足りない。
だから、死亡例も多いんです。

でも、夜間の転倒防止に、センサーマットも
敷き、ベットの上から、上半身が離れると、
センサーが感知するのも使っているそうです。

転倒が多いのも事実ですよ。

老健は基本、拘束はしないと言って、何も、
しないところよりは、転倒は少ないだろう
とアタクシは思うのです。

それに、自宅で、すぐ、そばに寝ていても、
転倒に気が付かないんですから、同じこと。

転倒して、提携病院へ入院させる、だから、
空きもすぐに出るんです。

いいんです。
転倒して寝たきりになったとしても、特養へ
の道が近くなるっつーもんです。

年に一人の息が止まってたという状態でも、
いいんです。
それが、母の寿命というもんで、願ったり、
叶ったり、ざんす。

なーんて、ホザきながらも、気の小さな鬼娘。

帰宅後、朝からの施設見学、病院の面会に、
ソーシャルワーカーさんとのしんどい会話に、
くたびれました。

何もする気にならず、テレビの前で、居眠り。

あー、アタクシも次兄のように、このまま、
くも膜下で、あっけなく逝くのもいいかなと
思ってしまいました。

002

青葉区、文字通りの若葉の並木道。

文章中に、不謹慎と思える表現があると存じ
ます。

アタクシは、自分の気持ちを正直に書きます。

嫌な思いされることもございましょう。
ごめんあそばせ。