認知症の始まりってなんだった?
今回、帰国してみて、ちょっと変?!と思う
ことがあるのよね。

一人暮らしをしているお母様のことでドイツ
から一時帰国した、Iちゃんから聞かれました。


アタクシがおかしいと思ったのは、物忘れ。
それも、母は、絶対そんなことはないと認め
ようとしませんでした。

ブーケ(飼い犬の名前)の先生へ、お中元を
差し上げてないわ。

はぁ?、2日前に桃を一箱買って、一緒に届け
たやん。

そんなことないわよっ!、
アタシ、何もしていないわよ。

えっ?、こんなに執拗に忘れてないって言い
張ることはなかったのに。


Iちゃんが変だと思った理由は、どうも薬を、
二重に飲んでいる傾向がみられたこと。

薬は、1回ずつ服用できるようにと最初から、
分包して貰っていたそうです。
そして、今までは、間違えることなく、服用
していたとか。


それにね、冷蔵庫にきゅうりが大量に入って
いるのよ。

お母さん、こんなに買ってどうしたの?って
聞いたら、あれば、お料理に使えるでしょ、
と言われたわ。


薬の管理が出来なくなったこと、買ったこと
を忘れて、また買ってしまうのは、認知症の
始まりでもあります。


今回の帰国の間に、母を病院へ連れて行き、
認知症の検査をして貰うわ。


国際結婚をしてドイツ在住のIちゃん。
でも、Iちゃんは一人っ子なんです。

お母様がガンを発症して、年に数回帰国する
ようになりました。

今までは、週に三回のデイへ通い、一人でも
暮らしてきたお母様。

ガンよりも認知症のほうが心配になってきた
という、Iちゃん。

一人暮らしをしてきたから、施設入所をして
くれるかどうか・・・。


一人娘が国際結婚をしたときから、お母様は
覚悟して暮らしてこられたから、意固地さは
一筋縄ではいかないでしょうね・・・・。

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日本の介護保険制度はドイツよりずっと優遇
されているそうな。

それを聞いていた同級生のSちゃん。

Iちゃんに言いました。

Iちゃん、老後は日本に帰っておいでよ。
皆で一緒に、施設に入所しよ。