二階の和室に、母とアタクシの箪笥を置いて
います。

和箪笥の前に、段ボール入りの尿取パッドを、
山積みにして、開かずの箪笥でございました。

先日、その段ボールをご近所の特別養護老人
ホームに引き取って頂き、箪笥を開けられる
ようになりました。

月曜日と木曜日が可燃ゴミの収集日。

二つの和箪笥の戸袋に、母のハンドバック類
があり、使い込んだものやカビが生えたもの、
ビニール部分がベタベタしたものとか、70Lの
ビニール袋2つを捨ててしまいました。

二階の母の部屋にはクロゼットもあり、その
中にも、確か、ハンドバックや袋物を置いて
いたはずと開けてみました。

クロゼットの奥に段ボールがあって、あるは、
あるは・・・。

そのほか、パンパン状態の大きな買い物袋が
2つありました。

なんと、履き古したストッキングが、ギュウ
ギュウ詰めにしてました。

おっかさん、なんで捨てることなく、こんな
もんを取って置いたんやぁー。

肩パットも段ボール一箱分捨てたのに、まだ、
ありました。


お父様が亡くなったのを機に藤沢のご実家を
整理し、姉妹が済む横浜線の沿線にお母様を
住まわせている友人が、言っていました。

引っ越しの際、いらないものを捨ててしまう
つもりだったけれど、母が、“あたしの目の
黒いうちは、一切、捨てさせない”と言い、
山のようなスーパーのビニール袋もそのまま、
段ボールに入れてきたのよ。
殆どの物を段ボールにいれたまま、暮らして
いるわよ。


以前、バブル時のものを整理して、アタクシ
自身のものも捨てたつもりでしたが、もっと、
整理すべきだと思いました。

捨てられる今の年齢のときにやっておかない
と、絶対に捨てないと言い張るようになり、
後々、こんなものも、取って置いてと言われ
かねませんもの。

004

母が歩ける頃のよく持っていたお気に入りの
ハンドバック。

数点あるのですが、それは捨てられない。

それこそ、箱に入れて取って置き、母亡き後、
処分するようにしようと思います。