高齢者は環境の変化に応じて自分を適用できる
ように変えていく適応力が低下します。
生活環境が急変した場合などに、体に不調を
起こしたり、気うつになってふさぎ込んだり
することがよくあります。
まさにその通りで、母は介護老人保健施設に
入所したとたんに、体調を崩し肺炎を起こし
ました。
今もなお、ときどき、帰り際には言います。
昨日も、
アナタが帰るのなら、アタシも帰る!
もう、今日は遅いやろ。
それに帰るには、Yちゃん(兄の名前)に運転
して貰うからね。
Yちゃんと一緒のときでないと。
ま、この頃はこういう一言で、黙るようには
なりました。
以前のように、スタッフさんに喰ってかかる
ようなこともなく、ずいぶんと慣れたきたと
存じます。
せっかく、こちらの老健に慣れてきたのに、
特養へ引越しとなると、また、環境の変化で
入院騒ぎになるのではないかと危惧しています。
昨日は、母に横須賀の特養の話を致しました。
横須賀にわんちゃんがいる、ここと同じような
感じで療養出来るところがあるねん。
そこは個室で、わんちゃんが各お部屋にも、
食堂にも自由に駆け回っているとこやねん。
わんちゃんがいるっていいと思わへん?
いいと思うわよ。
でも、なかなか、空きがないんじゃあない?
ひょえ~!、現状をよく把握している・・・。
聞いたこと、言ったこと、すべて忘れてしまう
から、「いいと思うけれど、空きがない。」
と母自身が答えたこと、覚えてないだろうな。
犬がいようと、自宅ではないことに、また、
「アタシを騙したわね。」と言うかも・・・。
コメント
コメント一覧 (6)
先だって(2週間ほど前?)に初めてコメント入れさせていただきましたが,お忙しい中レスを入れていただき,ありがとうございました~~お母様へのやさしい心遣いと同様,介護ガールズみなへの的確なアドバイス!!本当にいつも感動して拝読しています。他県の方には?かもですが,あんず様が仁川(「にがわ」と読みます,インチョンではありませんです),私は逆瀬川(「さかせがわ」と読みます)に住んでおりました。ひょっとしたら,同じ電車に乗り合わせたりしていたかもですね~~私の方は父は89歳で,腰の圧迫骨折の後遺症で少し歩きにくいものの頭は超鮮明,療養型病院に入院する母を毎日見舞ってくれています。母も転んで肋骨を骨折してから,肺炎を併発,色々なことが出来なくなってしまいました。よく「お年寄りは転んだら命とり」といいますが,まさしくその通りだと実感しています。今のうちから私たちも足腰を鍛えておかなくてはですね!!
本当にみっちゃん様はお元気ですね。先日までもしかしたらこのまま。。。なんておっしゃっていたのがウソのよう。
ただ、これからの環境の変化は心配ですね。無事にお引越しできることを祈っています。
また、みっちゃん様の認知症の進行も遅くなったのでしょうか?
まだその場での会話ができるなんてすばらしいです。
うちの父が私をわからなくなったのはあっという間でしたから。
女性のほうが男性より頭をフル回転させているのかもしれませんね。
実は私、ブログに『懺悔』と題し今の率直な気持ちを吐露してみました。
久しぶりの感情たっぷりブログです。
みっちゃん様がお元気なうちに是非一読していただけたら幸いです。
お暇なときにでもよろしかったら。
コメント返しが大変遅くなりました。
逆瀬川、なつかしいです。
六甲山へドライブへ行くときは、いつも
逆瀬川から行っていました。
電車もですが、逆瀬川でお会いしていたかもですね。
地元出身でないと、そうそう!と言えないことをひとつ。
「宝塚市出身」ですと、「市」を付けないと、
歌劇出身かと思われること。
顔見て言え!と言いたいですが、ネットでは顔は見られませんから(笑
母もすっかり車椅子。
車椅子も、買ったほうがいいのかと考えるこの頃です。
お父様は歩けるのなら、転ばないように外出して、
鮮明さを保って頂きたいですね。
毎日お母様を見舞う、お母様もそれが励みになっておられますよね。
コメント返し遅くなりました。
さっき、「懺悔」を読みました。
私はきっと母が亡くなったときに思うのは、
在宅介護を最後までしなかったということです。
だったら、今からでも・・・でしょうが、
やっぱり、もう出来ない・・・。
特養に移ると転倒しそうで、怖いです。
夜中、大丈夫だろうかと思うのです。
今回は、犬がいるので、老健とは違うかなと思っています。