夜間、目が覚めたとき、「ここはどこ?」と
言い出すようになったという母。

アタクシは思うのです。

もし、在宅であったら、「家である」という
見当はつくのでしょうか。


現在、記憶障害においては、「即時記憶」、
「近時記憶」、「遠隔記憶」のすべてに障害が
あります。

「記憶障害とは」と、専門医の笠間睦先生の
監修によるわかりやすい解説があります。

記憶障害とは


その笠間先生監修による「見当識障害」に、
今の母にピッタリの症状がありました。

見当識障害とは


認知症初期から現れるという障害だそうで、
まず、1) 時間・日付・季節が分からない→
2)場所が分からない→ 3)人が分からない、
の順番に起こるとのこと。

確かに、母も認知症初期から、季節も年月日が
わかりませんでした。

ところが、どういうわけか、時間の時計を見て
今、何時であるという理解はあり、それは、
現在でも健在です。

ちゃんと、アナログ、デジタルの両方の時計を
理解出来ます。


中期となった今、場所がわからないことが、
著しく障害になってきたようです。

そして、そのうち、人が分らなくなる・・・、
鬼娘が望む症状なんですが・・・。


笠間先生、いわく、

見当識障害が進むことは、「今日は何月何日か
」「今いる場所はどこか」「目の前にいる人は
だれか」といった日常生活を送る上で必要な
基盤が失われることです。

これまで当たり前にできていたことが出来なく
なるため、ご本人にとっては、不安が募って、
自信を失う原因にもなり得ます。

家族や介護者は、まずご本人に安心してもらう
ことを優先して、冷静に穏やかに対応すること
が求められます。

ご本人の失敗を頭ごなしに責めたり、否定し
ないようにしましょう。


冷静に、穏やかに、・・・ですね。
難しい・・・・。

003

天気予報では、明日も34℃になる猛暑とか。

行きたくないと、思うのですが・・・。

午前中に日本橋で用事を済ませてからになる
ので、今からウンザリ気味です。