昨日は、月に一度の逆流性食道炎の処方箋を
貰いに、日本橋のクリニックへ。
都営浅草線の日本橋駅から、地下道を通り、
丸善の横から地上に上がろうしたところ、
工事中で使えませんでした。
そこで、丸善の地下一階から、店内を抜けて
地上に出ました。
ついつい、本が平積みされていると、今は、
どんな本にが出ているのかと見入ってしまい
ました。
経済書の間に、介護についての本がありました。
母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記
この本を知ったのは、
認知症専門医の笠間睦先生のFacebook
からでした。
先生の内容の紹介と感想もあり、読んだ気に
なっていました。
でも、手に取り、ぱらぱらっと見て、結局、
購入してしまいました。
科学ジャーナリストが書いただけに、わかり
やすく、あっというまに読んでしまいました。
自分自身、母と同居していても、彼女が認知症
だとなかなか気づくことができなかった。
「ずっとこんな日常が続くはず」という、
小さな、しかし深い思い込みがあったのだ。
「前書きにそえて」のなかに、こう書かれて
いました。
アタクシも、母の認知症に気がつくのが遅う
ございましたし、上げ膳据え膳状態がずっと、
続いていくもんだと思い込んでおりました。
好き勝手に生きてきて、直面した介護
まさに、その通り。好き勝手してきました。
この本の内容は、笠間先生のFacebookがわかり
やすいので、ご覧になって下さい。
そして、何より、目次の
果てなき介護に疲れ、ついに母に手を上げた日
筆者もお母様を平手打ちにし、お母様もまた、
負けじと応戦している。
アタクシも、同じでした。
平手打ちではありませんが、母の喉に手をかけ
ようとして、肩を思いっきり揺さぶりました。
すると、母も一生懸命にアタクシを押してきて、
その力強さに、ハッとしましたっけ。
この本は、お母様をグループホームに入所させ、
終わっています。
それもたった2年半の在宅介護。
いやいや、アタクシは10年に及びしましたし、
特養(特別養護老人ホーム)に入所させましたが、
介護は続いております。
介護している家族も、介護職も、介護奮闘記
ですよね。
少子高齢化と北朝鮮情勢が「国難」との認識で
冒頭解散したようです。
少子にしても、高齢化にしても、どっちも何の
対策がないようにしか思えません。
介護友のコメントに、あんなに騒いでいた、
外国人の介護福祉士はどこに行ったのでしょう
とありました。
介護職への賃金の見直しもただ、言うだけ。
お寒い日本だこと・・・・
コメント
コメント一覧 (14)
お疲れ様でございます。
私は未だ、介護と名のつく本やブログを手にすることができません。
あんず様のブログ一本です。
ニュースもあまりいい気持ちがしません。
なぜか・・・?それは罪悪感があるからです。
申し訳ない気持ちになって仕方がないのです。
それは両親にだけでなく今現在介護をされている方に。
本当にこんなに早く一旦卒業させてもらって申し訳なくて涙が出てきます。
みなさん大変なのに。それがわかるからなおさら。
この状態も次に来るであろう主人の両親の介護までもう数年くらいなものだと思いますが。
きっとまた当事者になったときは頭ん中がカッカして嫌気がさして自己嫌悪して・・・
そんな毎日がやってくるのでしょうけど。今度は実の両親ではないだけに
ちょっと感情も違うかもしれません。
でも今の状態があまりに静かで申し訳なく思ってしまいます。
もっとこの時間を大切にしないと介護に奮闘されている皆さんに怒られちゃいますね。
介護って後遺症が結構きついです。
私も、この本、気になって図書館で借りようと思っています。
この本の題名に共感される方、多いのではないでしょうか。
さて。母がリハビリ病院に転院してから1カ月以上が過ぎ、退院後の方向性について話がありました。早い話、退院を迫られている訳です‥‥。
歩いてトイレに行ける事が前提での自宅介護なので、歩けないとなると、特養か老健に入所するしかありません。
病院のソーシャルワーカーから間違いだらけの施設一覧表を差し出され、
1日に2〜3件、施設見学をしています。
特養、老健、‥‥どこも、同じような風景ですね。会話もなく、何をする訳でもなく、車椅子のままリビングに集められていて‥‥。
まあ、足腰がしっかりしてて頭もクリアな人なら、ここにいる必要はないですもんね。
分かっちゃいるけど、この集まりに母を入れるのかと思うと、ここに来て心が揺らいでいます。
自宅ではもうこれ以上の介護が出来ないのだから、と割り切れば良いのでしょうが‥‥。
お久しぶりです。
あんず様もお母様に手をあげたのですね。
私の場合は
夜中になっても寝ない母に対して
「てめー殺すぞ!」と言いながら包丁で
掛け布団をビリビリに切りつけてました。。。もちろん母は無傷ですよ。
ラッキーにも、その数日後に入院したので
殺人事件にならずに済みました(笑)
認知症初期は過ぎたので今は老健で
穏やかに過ごしております。
殺意が芽生えない人なんていないのではないのでしょうか?
私は仏様にも菩薩様にもなれません
私は極端かもしれませんが、介護に苦しんでるいらしゃる方々に
「こんな女もいるんだな」と思って頂ければちょっとは気が楽になるでしょうか。。。
失礼しましたm(__)m
施設の試食会に行ってきました。
普通のおかずと、ミキサー食ととろみ飲み物、その中間のようなのが少しづつお膳にのってました。
どれもまずかったです。
どうしよう、と思いました。
気持ちを落ち着けるために、親たちの味覚が、とてもトンチンカンになってたことを思い出してます。私が作る自炊の料理も、私以外が食べられるものではないことを、思い出してます。私自身、なっとうが大嫌いなことを思い出してます。
美味しい、美味しくない、は極めて個人の主観的なものだと、自分に言い聞かせてます。
でも、まだ、心が落ち着きません。
ブログに関係のない書き込みですみません。
車か電車でいかないといけない本当に頭が下がります。
認知症の本が心療内科においてあり読んでアマゾンでも買いました。
「不幸な認知症 幸せな認知症」です。認知症の人には指摘しない議論しない怒らないだそうです。またばばがご飯がおいしくないといい始めました。昨日はデーでアンパンもらっておいしいっていってたのにでも力でないから頑張ってたべてましたが、私がしんどいのも気にもとめず
ご飯がおいしくないと私にだけ言われます。
私のブログ一本とは嬉しいです。有難うございます。
この本を読んでみても、認知症の症状といい、介護の悩みは共通ですね。
早く介護から解放されたことに罪悪感を持たないでください。
おっしゃるように、今度はご主人のご両親様が控えておられるし。
>介護って後遺症が結構きついです。
わかるような気がします。
お母様のこと、とても気にされておられるんですね。
水羊羹をお供えされたりして・・・。
お父様のお誕生日を忘れてしまい、飲む前の缶ビールをチン!
笑ってしまいました。
母が施設に入所しても、解放感はありません。
たとえ、あの世に逝ったとして、ついてまわる気がしています。
図書館で借りるのがいいと思います。
同じ悩みなので、あっというまに読んでしまいました。
「母が死ねばいいのに」と思ったとも書いてありました。
そこも一緒なんですね。
口に出来ないから、主語がない「死ねばいいのに」だそうです。
お母様もリハビリ病院へ転院しても歩けない状態なんですね。
私も、「歩いてトイレに行ける事が前提での自宅介護なので」
これが前提でした。
老健、特養、どこも同じような風景!、そうなんですよ。
退院を迫られて、まずは、老健へ。
第一に考えたのは、施設全体が明るくて開放的であることでした。
都内の老健は、狭くて、暗くて、でしたから。
多床室よりも、ユニットのほうが、いいと思います。
施設見学をしていると、気持ちが滅入ることでしょう。
はるはる様が、「ここなら、いいかも」と思える施設が出てくると思います。
そそ、腹をくくる、です。
カトリックと限ってしまうと意外に施設は少ないんですよね。特に、特養となると、入所の枠が狭くなるし。仙台のカトリック経営の特養も考えたことがあります。従姉がいるので。でも、あまりにも遠方なのでやめました。やはり、近所が一番です。☆お誕生日にフランス料理。お母様としては、そのとき、その瞬間においては、嬉しかったことでしょう。切ないですよね。家族としては、ついつい、認知症ではない、昔の母親像で今の母をみてしまいますもの。飲み水でうがい、本能のままなんですよね。
食べることではないですが、この頃の母は、鼻水が出ると言って、着ているポロシャツの裾で鼻を拭いています。もう、ため息です。☆ファーマーk様も、お母様の肩を掴んで揺らしたんですね。そういうときって、反撃してきませんでしたか?母は、やり返してきました。それもちから強く・・・。☆そそ、父親の介護って大変なようです。特に、子育ての経験のない、独身女性には無理みたいです。☆今度の選挙、希望の党であろうと、自公民であろうと、変わりはないと思っています。だいたい、政治家は介護の経験がないでしょうし、身内は有料老人ホームに入所させるんだろうし。そういう苦労をしたことない人達には、介護職の給与を上げるという発想はないでしょうね。少子高齢化に対応するなんて、ほんと、期待しておりません。安倍さんに入れると、憲法を改正されて、自衛隊を軍隊にして、北朝鮮に応戦するような気がして怖いです。と言って、他の党が、対話路線で交渉出来るのかも、考えられませんしね。慎重に成り行きをみていきたいです。
こちらこそ、お久しぶりです。
やはりね、掛布団を包丁でビリビリにする、と言う行為も
よーくわかります。
ファーマーk様がコメントに書かれている
「母に何度言っても同じ事言って頑固になって言うこと聞かない時」
「あまりに酷い言い返し」
皆さん、同じところに反応していますね。
お父様を介護されていた介護友の方も、殺人事件を起こしたかもと
言っておられたことがありました。
認知症という病気なんだからと自分自身に言い聞かせてはいるものの、
爆発してしまうときってありますよね。
あの認知症の初期を乗り越えれば、後は穏やかになってくれますもの。
しかし、私も将来、認知症になる可能性は大。
そうなる前に、この世からおさらばしたいです。
そそ、ミキサー食って美味しくないですよね。
昨年、誤嚥性肺炎で入院していたときが、あのミキサー食でした。
母に食べさす前に、これは、何々と説明するのに、なめて味を確かめてました。
>親たちの味覚が、とてもトンチンカンになってたこと
ほんに、その通りですね。
>私が作る自炊の料理も、私以外が食べられるものではないこと
まさに、ハゲドウ!、毎日が、不味い食事です。
今の母は、施設の職員に媚びを売っているとしか思えません。
「こんな美味しい物、食べたことない!」と大声で言うこと。
山椒魚様、同じ、同じですよ!!
以前、もも様が、ばば様のお通じがないと、ご飯がおいしくないと言い始めるとおっしゃっていたことを思い出しました。きっと、ばば様は、もも様と同じで、少々夏バテ気味なのかもしれません。高齢者は「甘い」のが美味しく感じるようですね。認知症の人には、指摘しない、議論しない、怒らない、その通りなんですが、わかっているものの、ついつい、否定的な物言いをしてしまうんですよね。もも様こそ、通院する日数も多い上に、痛みを抱えて、ばば様のお世話されていること、私の比ではありません。私は運転は苦になりませんから、楽をしているようなものです。この頃、病院へ行かれることが増えたようですね。お疲れが出ませんように。