昨日は、月に一度の逆流性食道炎の処方箋を
貰いに、日本橋のクリニックへ。

都営浅草線の日本橋駅から、地下道を通り、
丸善の横から地上に上がろうしたところ、
工事中で使えませんでした。

そこで、丸善の地下一階から、店内を抜けて
地上に出ました。

ついつい、本が平積みされていると、今は、
どんな本にが出ているのかと見入ってしまい
ました。

経済書の間に、介護についての本がありました。


004


母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記

この本を知ったのは、
認知症専門医の笠間睦先生のFacebook
からでした。

先生の内容の紹介と感想もあり、読んだ気に
なっていました。

でも、手に取り、ぱらぱらっと見て、結局、
購入してしまいました。

科学ジャーナリストが書いただけに、わかり
やすく、あっというまに読んでしまいました。


自分自身、母と同居していても、彼女が認知症
だとなかなか気づくことができなかった。

「ずっとこんな日常が続くはず」という、
小さな、しかし深い思い込みがあったのだ。


「前書きにそえて」のなかに、こう書かれて
いました。

アタクシも、母の認知症に気がつくのが遅う
ございましたし、上げ膳据え膳状態がずっと、
続いていくもんだと思い込んでおりました。


好き勝手に生きてきて、直面した介護

まさに、その通り。好き勝手してきました。


この本の内容は、笠間先生のFacebookがわかり
やすいので、ご覧になって下さい。


そして、何より、目次の

果てなき介護に疲れ、ついに母に手を上げた日


筆者もお母様を平手打ちにし、お母様もまた、
負けじと応戦している。

アタクシも、同じでした。

平手打ちではありませんが、母の喉に手をかけ
ようとして、肩を思いっきり揺さぶりました。

すると、母も一生懸命にアタクシを押してきて、
その力強さに、ハッとしましたっけ。


この本は、お母様をグループホームに入所させ、
終わっています。

それもたった2年半の在宅介護。

いやいや、アタクシは10年に及びしましたし、
特養(特別養護老人ホーム)に入所させましたが、
介護は続いております。

介護している家族も、介護職も、介護奮闘記
ですよね。

003

少子高齢化と北朝鮮情勢が「国難」との認識で
冒頭解散したようです。

少子にしても、高齢化にしても、どっちも何の
対策がないようにしか思えません。

介護友のコメントに、あんなに騒いでいた、
外国人の介護福祉士はどこに行ったのでしょう
とありました。

介護職への賃金の見直しもただ、言うだけ。

お寒い日本だこと・・・・