アタシの面倒を看てくれる人、アナタのほかに
いないの?
施設(特別養護老人ホーム)の母の居室での
一言。
その日、アタクシは腰痛のためにサポーターを
して行っていました。
セーターの下から見える白いものを見て、母が
アナタ、下着が見えているわ。
ちゃうよ、これは、サポーター。
とセーターをあげてみせました。
あら、いやだ。アナタ、何をしたの?
何をしたの?って、かなり、家の階段を往復
したからね。普段、運動不足だからね。
アナタが倒れたら、誰がアタシの面倒を看て
くれるの?
おいおい、おっかさん、そこが心配なわけや!
在宅介護中も、デイやショートステイに行き
たくないと、面倒を看てくれる人と探しており
ました。
アタシの兄弟は?
全員、この世にはおらへんよ。
すると、今度は息子達の名前を挙げ、次に嫁の
名を呼びました。
認知症を発症して、10年以上ですが、未だに
「面倒を看てくれる人」と一人ずつ、名前を
挙げていくのでございます。
認知症初期の頃の物に対する執着。
アタクシも、お金を盗ったと言われたことも
ありました。
しかし、中期の今は全くありません。
全部捨てて、整理してもいいと自ら言うこと
もあります。
捨ててるというと、
ほんとは、アタシがやらなきゃいけなかった
のに、悪いわね。
とも申します。
あれは、いったい、何だったのでしょう。
コメント
コメント一覧 (4)
ポインセチアの写真をみて、赤い葉と緑の葉のコントラストのようなものが、私にはポインセチアらしさなのかなあと思いました。
日曜日に母を教会に連れて行きました。
私は信者でないですが、母が教会の墓地希望なので。
在宅で、父が母を認認介護してたころには教会に行くことはなく、施設にはいってからも他の用で外出したときに教会に立ち寄って、牧師さんにごあいさつする程度でした。
なので、日曜の朝っぱらから教会に連れて行くのは、私としては頑張ってます。
教会の建物に入れないと思ってたので玄関まで出ていただいた牧師さんにご挨拶するだけだったのですが、裏口から細いスロープがついていることを、この夏に知人に聞き、何度か日曜日に教会に連れて行ってます。
牧師さん、スロープがついてること教えてくれなかったです。牧師さんに不満を持つとは、なんと横着な無信仰な人間の所業なんでございましょうね。
田舎の小さな教会で、常駐だったのその牧師さんが、とうとういなくなるんだそうです。他の教会から、兼任の牧師さんが来ることになるらしいです。
兼任の牧師さんなら、日曜の朝ではなく午後になるのかなあ、その方が連れていきやすいなあ、とか、今の牧師さんはお歌が下手なので、もっとお声のよい牧師さんが来たらいいなあ、とか、罰当たりざんまいなことを思ってます。
お母様は勝気なんですね。一人でご飯も食べたら楽しくないでしょうにね。
ばばは私とご飯前におしゃべりします。デーでのこととか私が歌を歌ったりしています。
そうそうリハパンはいてパンツはいていましたよ。デーにもっていってお風呂のときはかせてもらったみたいですね。まだそばに寄るとおしっこくさいにおいがしますがクリスマスにフリル付のサブトンが完成しました。ケアマネさんにもひとつあげていましたね。
お母様のリース素敵なのが出来てよかったですね。
昨年のクリスマスの頃には、お母様と一緒に教会へおでかけだったんですね。
今の、お母様の介護拒否、食事拒否は可哀想で、私も哀しいです。
レビーのような気がします。
幻覚がおありになるのでしょうか。
穏やかな看取りができればと願っています。
ご飯前に歌を歌ったり、おしゃべりをしたり、ばば様とのご様子が微笑ましいです。97歳というお年ですもの、粗相があるのは仕方ないですね。編み物が出来る、ほんまに素晴らしいです。