昨日の元旦は、途中の京急ストアでお弁当を
買って、お昼を母と一緒に食べました。

アタクシが母の施設(特別養護老人ホーム)の
ユニットに入ったときには、すでに配膳が終り
母の大きな声が鳴り響いていました。

美味しいわ。こんな美味しい物、食べたこと
ないわ。


アタクシの顔をみた母は、また申しました。

あら、来たのね。美味しいのよ、ここのは。

そうやね、薄味でね。

そうなのよ。
薄味でもちゃんとお出汁の味がするのよ。


認知症ながら、褒めるところは的を得ている
のが不思議。

お雑煮のお餅は、口に入れるとマシュマロの
ように溶け、お赤飯は、柔らかく炊いてあり
ました。

一人用のお重に、お節が詰められて、母は

見ただけでもお腹がいっぱいになるわ。

と言っていました。


食べ終わってから、しばらくすると母が申し
ました。

帰る前に、トイレへ行きたい。

へっ?!
さて、お正月なのに、いつものウソを並べる
わけにいかないけれど・・・。

明日は、お医者様に診て頂く日だから、ママは
ここでお泊りなんよ。

じゃあ、なんで、アナタ、ここへ来たのよっ!

だって、今日は元旦やからね。
新年の挨拶をと思ってや。

えっ?、お正月なの?

そうや、だから、大晦日の昨日も来て、今日は
お祝いだから一緒にお昼をしたんやん。


来年は、やれ、大晦日だから、お正月だからと
面会に来る必要はなくなるかもしれません。

来年ことを言うと鬼が笑いますが。

007


静かに、穏やかにお正月休みのご近所様には、
申し訳なかったのですが、2日の今日は物置の
片付けをやっていました。

30年近く、開けることがなかった大工道具入れ。

スタイルから入る父だけあって、水平器があり
カンナも各種あったりしました。

今また、DIYが流行っているようなので、これも
ジモティーに投稿してみようと思っています。

電気ドリルで、簡単に出来る今、手動のものを
使ってくれる人がいるかどうか・・・・。