○んちが、下の方で固まってるのよ。

昨日、施設(特別養護老人ホーム)いる母の
面会へ行ったとき、アタクシの顔を見るなり、
いきなり、訴えてきました。

6日前の苺狩りに行ったときも、同じように
「○んち、出ない。肛門のあたりで固まって
る。」と言っていました。

苺狩りの農園からの帰り、バスの中で、出た!
と騒ぎました。


今の母の頭のなかは、「○んち、出ない」だけ。
他に話題を振っても、また戻るエンドレストーク。


漢方薬の便秘薬を飲んでるから、すぐには、
効けへんよ。

とか、

苺狩りに行ったとき、バスの中で出たーって
実況中継までやってくれたやん。
突然に、便意を催すようになるから、待って
たらええねん。

とか、

90年近くも身体を使っているんやからね。
腸の動きも鈍くなってるもんや。

とか、

エンドレストークが始まると、

それは、老化や!!

と言いそうになりました。


リハビリがあったその日、ユニットから連れ
出せば気分も変わるかもと連れ出しました。

案の定、塗り絵が終わった途端に申しました。

トイレに行きたい!、○んちが出そうな感じ。

はいはい、待ってました。

ユニットに連れ帰り、トイレへ。


出ないかもよ。

ま、それでもええやん。行くだけ行ってみ。


スタッフさんに母をお任せし、鬼娘としては
ほっとして、また、リハビリの部屋へ。

なんでって、これでエンドレストークは聞か
ないでも済むし、アタクシが面会に来たことを
忘れている母に何も言わずに帰れるからです。

011

トイレへ行った母が、どうなったか。

後は野となれ山となれ、の鬼娘ですから。

存じませんわ。

スタッフの皆様、ほんまにおおきに。