友人から桜味のかりんとうを貰いました。

細くて、サクサクして、ほんのりと桜の香りが
する、麻布かりんと、の、桜かりんと。

022

入れ歯がピッタリと合っていないため、固い
ものを食べられない母にもいいかもと、施設
(特別養護老人ホーム)の面会に持って行き
ました。


あら、甘くて美味しいわ。

おっかさん、桜の香りと味、せいへんのぉ!

これね、桜の味のかりんとう、なんよ。

そお?、でも、甘いわよ。

母の食レポは、「甘くて美味しい」のみ。


はいはい、桜の香りが、なんていう反応を期待
したアタクシが間違っておりました。

甘くて美味しい、そそ、それでよござんす。

老舗の羊羹も、スーパーの羊羹も同じ味。


それは、10年間の在宅介護でもわかっていた
はずなんですが、ついつい、期待してしまう
のです。


母のお花見は、居室の桜の絵。

桜がきれいねえ。

それも、それでよしとしないと・・・。

023


ユニット定員10名のところ、人手不足で欠員の
ままでした。

ココちゃんのお母さん、ミック君のお母さんと
入所され、今日、また、新たに入所された方が
います。

母の状態とは真逆の様子。

身体上は問題がないのですが、全く無表情で、
行動もない。

でも、家族の顔を見たときに、微かですが、
ニッコリとされていました。

認知症もいろいろ、なんですね。

母もいずれはそうなる、じわじわと・・・。
と、思いました。