母のユニットに居る6匹のワンコ達。

ユニットの入り口を開けると盛大なお出迎えを
してくれるます。

6匹のうち、とてもシャイなキャバリエのナナ
ちゃんまで、この頃、やっと、頭を撫でさせて
くれるようになりました。


或る日の面会のときのことでございます。

その日は、白内障のために目が良く見えない
M.ダックスのジローを構っておりました。

そこへ、母がお昼寝から起きてスタッフさんに
車椅子を押され、部屋から出てきました。

あら?、どこかで見た人だと思ったら、アナタ
だったのね。

と申したと思うと、声を荒げて言いました。

なんなのよ、親を無視して、犬なのねっ!


犬と張り合う母。

そこで、アタクシもムッとしてしまい、

ママは物が言えるけれど、ワンコは何も言え
ないんよ。

すると、母は更に言いました。

まあ、この子は犬のほうが大事なのね。


スタッフさんが、慌てて、その場を取り繕って
くれました。

みっちゃんさん、トイレでしょ。
ささ、行きましょ。

トイレから出てきた母は、犬を巡る発言を
勿論、忘れていましたが。


面会に来た、というだけでもいいんじゃない
と鬼娘は思ってしまいました。

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昨日は、あるケアハウスを見学しました。

それはアタクシ自身のためでもありました。

木々の若葉が鮮やかで、爽やかな風が吹く日
でございました。

ということで、母もアタクシも元気でおります。