母がお世話になっている施設(特別養護老人
ホーム)の猫がいるユニットでは、入所者を
募集しています。

入所者の殆どは、こちらでターミナルケアを
受けているようです。

母のユニットでも、最近、寝たきりだったお爺
さんが亡くなりました。

母が入所してからも同じユニットから3名の方が
旅立たれました。

今まで、お元気で母のお隣で食事をされていた
方が、リビングに出て来られなくなりました。

そして、ココちゃんのお母さん、このところ、
どんどん、症状が進行しています。

つい1ヶ月前までは、会話が出来ていたのに、
今は、声をかけて無反応。

さらには、水分を摂るのも、食事をするのも、
介助なしでは出来なくなり、歩行も無理となり
ました。


会話が成立しているときは、ココちゃんも、
お母さんのズボンを甘噛みして、存在をピー
アールしていました。

今は、全くそばにも寄らなくなりました。

母の面会に行くと走ってやってきて、抱っこ
してと足に前足をかけてきます。


この間まで、元気だったのに。

ココちゃんのお母さんも、次第に食べられなく
なり、水分も受け付けなくなって、ごく自然に
最期を迎えることになるのでしょう。

認知症の母には、前にココちゃんのお母さんが
居たことも忘れていますし、今、話をしている
ミック君のおかあさんのことも、瞬間に忘れて
おります。

新しく入所された=誰かがあの世へ旅立った
そんなことを思うことなく、過ごせるのも、
認知症のおかげ。

これはこれでいいことなんですね。

016
(施設のブログの写真より)

ココちゃんは、ちゃんとわかっていることで
しょう。
お母さんは、もう、忘れてしまったんだと。

アタクシは、ギャングのココちゃんと呼んで
います。

何故なら、母の部屋に置いておいたアタクシの
夜ごはんを食べてしまったからです。

017
(シイタケ巻、これを全部食べてしまいました。
彼はトイプードルです)


アレ?、アタクシにくっついてくるのは、また、
何か食べ物があるからという理由でしょうか。
写真を掲載して、気が付きましたぁ。