母の居る特養(特別養護老人ホーム)は、
ペットと共に入所出来ます。
入所者が先に亡くなっても、一緒に入所した
ペットはそのまま、施設で暮らしていきます。
最近、一緒に入所した猫が、虹の橋を渡って
しまい、保護された老猫を迎え入れ、仲良く
暮らしている方がいます。
そういう施設なので、新聞、雑誌、専門誌の
取材もありますが、施設からの見学も多いです。
猫の佑介クンとお母さん。
いつも、取材やインタビューを受けています。
チラッと母も写っています。
「おとなスタイル」2018年春号(講談社)より
先日、佑介クンのお母さんに用事があって、
部屋に伺い、話をしました。
祐ちゃんを撮らせてと頼むと、
佑介は、カメラ慣れしちゃって。
「ペットと一緒に暮らせる」施設を作りたい
って、見学に来るのはいいのよね。
でもね、出来ましたよと報告に来る人がいない。
佑介クンのお母さんが言いました。
犬や猫と一緒に暮らす施設って大変ですよね。
母のユニットのスタッフさん達を見て思います。
そうよね、人と動物の両方を面倒をみること
になるものね。
両方が好きじゃあないと出来ないわよね。
母のユニットのスタッフさんは、元トリマー、
元ドックトレーナー、愛玩動物飼養管理士、
と、犬に関する仕事をしてから転職の方が
多ございます。
徘徊気味の入所者さんもいれば、母のように
ワガママな入所者もいる。
その上に、飼い犬3匹に、保護犬3匹、計6匹の
世話。
母は、おやつ時に歩き回る長老犬のジローに
食べさせようとする。
また、ミック君のお母さんは部屋に戻ると、
ミック君におやつをあげてしまう。
その都度、「あげないでくださいね。」と
婆達を見張り、叱らないとならない・・・。
でも、スタッフさん達がワンコ達を可愛がる
様子は、見ていても微笑ましい。
入所さんの横で、ウトウトと寝る大喜。
婆様達より、ワンコは可愛い!
コメント
コメント一覧 (2)
何年か前にテレビで紹介されたのを拝見しました。(with母)
理念が素晴らしいと思いますが、数少ないということからも難しさがわかります。
スタッフの方々にも頭が下がりますね。
『お母さん、犬がいる老人ホームよ』
いいわねえと申しつつ、アタシはずっと家!という反応で。
どこからその自信が(°Д°)
再度放送してくれないかしら。
毎日ワンコに会えていいじゃないと誘導…ただショートでさえ難儀する母、一筋縄ではいかないかな(T-T)
お母様方もワンコたちもそしてあんず様、皆様が寄り添って穏やかに過ごされているのを羨ましく思います。
いずれ私もお世話になりたいかと✨
テレビも数回、取材にきています。
私も、ここの施設はテレビで見て知りました。
「アタシはずっと家!という反応」
そそ、あるある、わかるわかる!!
母もそうでした。
絶対に家、絶対に嫌、何事にもそういう態度ですよね。
一度、ご一緒に見学にいらっしゃれば?
犬猫のユニットを見たいというと案内してくれますよ。
ショートステイのユニットには、動物はいないのですが、
遊びに犬猫のユニットに来られる方もいます。
そそ、私もお世話になりたいし、他にも出来るように
運動もしてます(笑