今日は仲の良い同級生とランチへ。

彼女は、短大卒業後、大企業に就職。

バブル期を挟んで、紆余曲折な会社員生活を
30年間勤め、60歳で定年退職。

今はご主人と二人、海外のマラソンに参加
したり、冬はフランスでスキーと優雅に引退
生活をしています。

彼女のご主人のご両親は、早くに亡くなって
おり、自身のご両親も、いわゆる、ピンピン
コロリ状態で、相次いで亡くなり、介護とは
殆ど、縁がありませんでした。


ひとしきり、おしゃべりをして、彼女が言い
ました。

今日は、私の話ばかりだったわ。
次は、あんずさん、貴女のことをね。

うーん、介護の話以外、何もないしね。
その愚痴を聞いても面白くないわよ。

それもそうかも。
だって、私、要介護ということすら、よく、
わからないもの。


アタクシだって、最初は介護について、全く
分りませんでした。

手探りでやってきたようなもの。


以前、ブログで、地域包括センターの応対に
ついて、腹立たしく思ったことなどを、ぶち
まけたことがありました。

そのときに、センターに勤務する方からコメ
ントを頂き、最近、久々にまた、頂きました。

そうやった・・・。
突然に振ってわいた介護。
全く、知識もなく、どうしていいかもわからず、
右往左往してしまったことを思い出しました。

経験しなければ、わからない、理解出来ない
ことが、いっぱいありました。

介護、する必要がないのならば、しない方が
いいけれど、降りかかったものには、対処する
他ない。

でも、いったい、何が残るのだろう。

008

子供のいない彼女と一致したことは、将来、
どのように暮らすのかということ。

施設を自分を選んでおくとか?

そういう彼女に、アタクシは、

今は、母を見送ることしか考えられない。
将来は、母亡き後に考えるわ。

と答えました。