入所者さんの中にインフルエンザに罹患した
方が数名いるとのことで、母の施設(特別養護
老人ホーム)は、面会謝絶となりました。

行かねばならぬという義務感でいっぱいな面会
から解放されて、どこか、ルンルンな鬼娘です。

ところが、困ったことになりました。

ブログのネタがない!!

そもそも、このブログの趣旨自体、母への愚痴
が主なんですから。

そこで、しばらくは、懐旧談をしようかと存じます。


横須賀のこのアパートからは衣笠山の山並みが
見えます。

還暦も過ぎてから、こんな状況の中で生活する
とは思いませんでした。

子供の頃、反抗期もなく、社会人になってから、
「あたしの人生、あたしのもの。」と豪語して
ことごとく、母の敷いたレールから、わざと、
外れるようになりました。

振り返れば、人生の岐路という時点で、何も
考えずに選んで参りました。

それが、結果的には、母の介護となり、自分で
自分の首を絞めてしまったような。

家族を持つことが出来たかもしれないのに、
自ら、放り出してしまった。

家族を持っていれば、違う介護になったかも
しれないのに。

ついには、独りで迎える最後も考えねばなら
なくなったし。

と、ついつい、考えてしまう。

それについて考えるよりも、今は、目の前の
ことをと、先送りする日々。


その都度、必死に介護してきたもんね。

何があったかなぁー

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母が認知症になって、記憶がなくなっている
ことで助かったと思うことが・・・。

出戻ってきたときの、すったもんだの大騒動の
ことは、スッカラカンに抜け落ちていることが
わかって、ほっとしているアタクシです。