その婆様をアタクシが見たのはいつだっけ?
いつもの定位置で、いつものふりかけをのせた
小さな真ん丸なご飯を手に持って食べている
入所者さん。
えっーと、今は面接謝絶前と同じ、一日おき
だから・・・。
そうそう、一昨日のこと。
いつもと変わらなかったのに。
母との面会を終えて帰ろうとすると、看護師
さんがユニットに入ってきました。
どうですか?、水分、摂れてます?
さっき、スープをと吸い口で差し上げたら、
口に含んだと思ったら、ブヮーッと噴出されて。
アタクシは、帰り支度をしながら、皆さんが
いる部屋を覗いてしまいました。
スタッフさんが看護師さんに報告していました。
お小水は、出ています。
Sさん!、少しでいいから、お水を飲みましょ。
お肌がガビガビになりますよ。
看護師さんが、覆いかぶさるようにして吸い
口を持ちながら、言いました。
すると、寝ている婆様の頭がイヤイヤをして
いるのが見えました。
飲み込むことが出来なくなったようです。
スタッフさんが看護師さんに言ってました。
どうも、皆さんの会話から終末期なんだと
思いました。
今日はスタッフリーダーさんが休みの日の
ようで、電話を入れておくとのことでした。
このブログにコメントを下さる山椒魚様が、
ご両親の介護の様子を、それも、終末期と宣言
されたお母様のことを記しておられます。
アタクシもいずれ、こうやって母を看取るのだ
と覚悟させられています。
そうなんや。
こんなに突然、状態が変化するものだと考え
させられました。
エレベーターホールで一緒になった看護師さん
から、言われました。
皆、私達もこうやって、終わりを迎えるんですよ。
だから、私は、足腰を鍛えて、歯の保存をと
思い、歯医者に行ってます。
歯のこと、忘れてました・・・。
歯医者は嫌いと言わず、ケアを致しましょ。
コメント
コメント一覧 (6)
うちの父も超末期ガンで、臓器破裂で今日亡くなってもおかしくない、病院ですることはありませんと言われ、在宅医療でそれから一年数ヵ月生きたわけです。
確かに亡くなる十日ほど前から急に弱った感じはありましたが、亡くなるときは突然、あれっという間に呼吸がおかしくなって、眠るようにフッと、亡くなったようです。
と言うのも丁度その前日は、我が青春のザ・タイガースの復活コンサートが我が街でも開催されることになり、長いお付き合いのリアルネット友も青森から来てくれて、感慨深くコンサートを観て、その晩はコンサートホールの近くのホテルに泊まり、
次の日は二人で市内の温泉旅館に泊まるため、私は家にいませんでした。
最近様子がおかしいので、お願いだから楽しみにしていたコンサートを見終わってからにして!と思っていたのですが、
聞き入れてくれたのか、コンサートの次の日、温泉旅館にチェックインしている最中に母から電話が来て…
電話のライブで父を見送ったのでした。
父も急だったようです。
誰も今日亡くなるとは思っていなかったのですが、たまたま枕元に母と弟の嫁さんがいるときでした。
こういうふうに、静かにこの世とお別れできるなら、理想的なんじゃないでしょうか。
山椒魚様のブログ、拝読しました。お一人で両親の看取りを同時に担っておられるご様子、痛ましいとしか言えません。くれぐれもご自愛なされますよう祈ります。
私、最近思うのです。
人間は必ず死ぬ。生を受けた以上必ず死ぬ。お釈迦様も一休禅師も織田信長も平家物語も皆そう言ってます。だから母にその時が来たら、それが生物の真理なのだと粛々と受け止め粛々と見届ける。そうは思っているけれど、鬱陶しいことは色々あるんだろうなぁ。はぁ~、嫌だ嫌だ。この感覚、阪神大震災で余震に怯えていたあの感覚かも。
病気になったら治せば良い、そうすれば元通りって思っている人も多いのでしょうが、そんな甘いもんじゃない。高齢者は病気になる度に完治しても元通りにはならない。何らかの機能が失われて階段を一段ずつ降りていく。それがいつ来るかわからないから困る。
樹木希林さんが「癌という病気は期限がはっきりしているから良い」というような意味合いの発言をされていましたが全くその通りだなと思います。私も間もなく前期高齢者。いつ来るか解らないけれど必ず来る死のために、とりあえず認知症で死なないために臨戦態勢に入らなきゃなと必死です。
月1回の歯科検診もお利口に通っています。ついに玄米食に切り替えました。別に長生きしたいわけじゃなく、できれば80歳にならずにおさらばしたいもんだと思ってるんですけれどね
私や母が病気してるのに祖母だけ口達者で元気です。
でも今年で99歳になるのでなにがあってもおかしくないでしょうね。
アマゾンのバックばばのは失敗しました。折り畳みバックをかってしまいましたが
なんでも入りそうです。
おお!、ロコ様もザ・タイガースのファンだったのですか?
お父様はきっと、聞きいれてくれたのですね。
うーん、母の場合は・・・。
老衰で、穏やかならいいのですが。
こればかりは、まだ、経験がありませんので。
認知症も、介護も、突然に始まり、終末期がやってくるもの突然
なんだなと思いました。
最近、在宅介護を終了した友人によれば、本人も、
「もう、いい(生きなくてもいい)」とつぶやいたそうな。
きっと、自覚というか、そういうときを選ぶのかもしれませんね。
いずれはと、覚悟をしていますが、勝手な希望としては、
夜間の見回りで・・・というのがいいなあと・・・。
こんなことを言ってはなんですが、山椒魚様のブログを
読みに行くたびに、ひょっとして、急に・・・なんて、ことに
なっているかもと思うことがあります。
私もこうやって、母がだんだんと老衰に向かっていくのを
見続けないとならないのかと、怖い気もしています。
「何らかの機能が失われて階段を一段ずつ降りていく。」
それは、いつも感じます。
いつだったか、母のトイレ介助をしたとき、母のお尻を見て、
あまりのシボシボでびっくり。
この頃は、足の筋力がなくなり、腫れあがった膝以外は、骨と皮。
身体がそんな状態なのに、よくしゃべる母。
そのギャップが不思議です。
認知症の場合、いつが終わりかがわからないし、
死への恐怖がさほどないようにも思えます。
認知症になって、死を迎えるのもいいのかもとも
思ってしまいます。
芸能人は歯が命、ではありませんが、
私も嫌がらず、歯の健診と治療をしようと思います。
グリコが下がってよかったですね!!
私も、塩分をなるべく摂らないように、塩、しょうゆをかけたいところ、
我慢しています。
味気ないものですが、健康のためと(泣
1泊でも週に一度、のショートもご家族のためにはよかった!
ばば様も、定期的に行くことで、それが習慣になるかもしれません。
風邪気味とのこと、気を付けて通院してくださいね。