今日の母は、開口一番、
こんなところにいたくないの。なんでいるのよ。
いつもの、フレーズとは違う。
母には、「施設」という言葉は使いません。
あくまでも、病院だと言うのです。
ここはね、病院なんよ。
アタシ、どこが悪いの?、元気よ!
はいはい、いつものようにご説明を。
ママはね、心臓が悪いんよ。
60歳くらいのときから、医師から言われてた。
入院もしたしね。だから、24時間の看て貰う
ようなところにいなきゃいけないんよ。
病気がちなアタシ、というシチュエーションに
浸かるのが好きな母。
これで、ご機嫌が戻ってきました。
時は、午後4時45分過ぎ。
そろそろ、リビングに連れ出し、アタクシは
ドロンする時刻。
いつものように、トイレへ連れていって貰う
間を利用して、荷物をユニット出入り口に置き、
スタンバイ。
トイレから出てリビングの母の定位置に着いた
のを確認してから、スタッフさんに挨拶をして
帰ろうとしました。
隣のミック君のお母さんと話をしている母。
アタシがね、家にいると娘の邪魔になるのよ。
まあね、ここも、家みたいなところ。
我が家が二軒あると思うわ。
おお!、なんという成長なのか。
これから、夕食という食べることに釣られて
いるのかも。
母に元号が「令和」に変わるという話をしま
した。
興味がないというか、なんで、変わるのかが
わからないというか・・・。
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コメント
コメント一覧 (4)
我が家が二軒とは!ふと 一瞬だけ出てきた言葉なんでしょうか…
あんず様のブログを拝見していると、特別養護老人ホームも悪くないなあ~
私もそのときが来たら、そういうホームに入れてほしいなあ~
と、なんだか希望を持ってしまいます。
ホームについては、嫌なニュースばかり取り上げられますから。
娘には、
貴方(未だ独身)には貴方の人生と生活と、老後の備えがあるのだから、お世話に限界が来る前に、施設に入れてくれて良いからね。
今は本当にそう思っているけど、もし認知症になったり、年取って意固地になったり、我慢がなかったりするようになったら、今と全く反対の要求をするかもしれないけれど、それは私の本意ではないから、
親を忌々しいと思う前に、私のために施設に入れてね。
と、申しております。
どうなりますか…
とは言っても、施設に入ってもらったら入ってもらたで、罪悪感と後悔がつきまとうんですよね?
困るなあ~
今日のばばはしっかりしてました。
ばばと話してました。
私は好きで病気してないわかってやれと母に言ってあげようかといってくれます。
ぬりえも上手で部屋に飾ってあげました。
そんなしっかりしたときもあるんですね。
家が2件お母さま家が2件と思ってくれてよかったですね。
ショートステイでは夜みんなで笑うテレビをみるそうです。
そうじゃないとやっていけないみたいです。
背中もさすってもらいました。
ばばがお母さんだったらいいのになと話していました。
おっしゃる通り、一瞬だけだと思います。
それに、ミック君のお母さんに対してのええ恰好しぃ。
面会に行くと、いつ、帰るの?、と毎回言っています。
人前とは言え、そういう言葉はホッとします。
ホームに関しては、どこのホームに行こうと
100%OKというところはないと思います。
まあ、このくらいならと思うところで。
今日も友人と話をしました。
自分の意志に反して、頑固になり、自己チューになる。
それが、手を焼くことだと理解できなくなる、
これが哀しいねと。
確かに調子のいい日があるようですね。
ばば様はしっかりされるんですね。羨ましいです。
年を取るってこういうことなんだなと思うときがあります。
ショートステイ、デイ、施設・・・。
ばば様もですが、母もまた、人に合せるというところがあるのでしょうね。
家が二軒というのも、ロコ様のコメントに書いたのですが、
ええ恰好シィだからだと思います。