横須賀に引っ越しをしてからは、移動するのに
バスを使うことが多くなりました。

年々、気が短くなってきたアタクシ。

「バスが止まってから、お立ち下さい。」と、
何度もアナウンスがあったりすると、心の中で
ウルセーと叫んでいます。

また、乗客が座席に座らないとバスを発車させ
ない運転手がいると、イラッときたり・・・。

しかし、それは、バス車内での転倒を防ぐこと
なんだと再認識させれた事故に遭遇しました。

さらに、高齢者を介護する身として疑問を持ち
ました。

10連休とは無縁なアタクシでした。
期間中も相変わらずの施設に居る母の面会に
通っていました。

最終日の昨日は、横須賀中央へ買い物へ行く
ことにしました。

そのバスの中で起こったことです。

休日だったので、バスの中は空いていて立って
いる人はおらず、全員が座っていました。

衣笠十字路を過ぎて、次のバス停に差し掛かる
ところでした。

「バスが止まってから、お立ち下さい。」と
アナウンスが聞こえました。

にもかかわらず、座席から立ち上がっている
お年寄りがいました。

そのときは、アタクシも何気なく、その状況を
見て、アナウンスがあるのに、何故、立って
いるのか、危ない行為なのにと思いました。

そして、また、手にしていたスマホの画面に
目を落としました。

バスが止まったと思いました。

その瞬間に、ガンッと重いものが落ちたような
大きな音が聞こえました。

「どこを見て運転しているのよっ!」と叫ぶ
女性がいて、高齢の男性が座り込んでいました。

後でわかったのですが、高齢の男性は始発で
ある市立病院で透析を受けて帰ってきた人で、
叫んだ女性は、バス停に迎えにきていた妻でした。


救急車が来るまでに、アタクシの後ろに座って
いた若い男性が着ていた上着を脱いで、その
高齢者を床に寝かせようとしました。

しかし、頭を打った高齢者は起き上がって、
杖を持ってウロウロ。

運転手に怒鳴った妻も、動かないようにと言う
のですが、効果なし。


後続のバスがやってきたので、乗り換えるよう
言われてバスを降りました。

その際、お節介なアタクシ、一言、運転手に
言いました。

運転手さんだけが悪くないですよ。

運転手は、車内の事情を見ていたら、話しを
して欲しいと言いました。

別に急ぐ用事もないし、承諾をしました。

それに、アタクシは少々怒りを感じていたので。


転倒をした本人は、動作が緩慢であるとわかり、
バス停に止まる前に立ち上がったんだと思い
ました。

それに、妻との会話が辻褄が合わない状態に
認知症でもあるのかもとも。

そんな高齢者を付き添わず、バス停で迎える
だけでいいのだろうかと。

そんな義憤もあったので、警察が到着して、
現場検証をするまで付き合いました。


付き合った結果、わかったことがありました。

下りるのに時間がかかることをわかっていた
高齢者が、バス停手前で立ち上がって下りる
準備をして
いた。

停車したバス停で、先に一人が下りたが、
高齢者は続いて下りることが出来ずにいた。

運転手は、その高齢者に気づかず、バスを
発車させた。よろけた高齢者は転倒し、頭を
打った。

004


今朝、バス会社から電話がありました。

証言への感謝と車内のドライブレコーダーで
ハッキリしたとのこと。

高齢者の怪我の様子を聞くと、脳内出血して
いたとのことでした。


運転手の不注意であることは、明確だと思い
ます。

でも、杖をつき、不安定な動作のある高齢者、
しかも、大声が出ない。

「下ります!」と言えばいいのに、言えない。

バスが空いていたから、転倒をしたのかも
しれない。

誰かが、運転手に「まだ、下りる人がいる」と
言えばよかったのかもしれない。

アタクシだったら、一人で通院させないのだ
けれども・・・。


長文なのに、読み下さり有難うございました。
応援頂ければ、幸いです。



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コメント

 コメント一覧 (5)

    • 1. かりん
    • 2019年05月08日 17:14
    • 本当に色々と考えさせられる出来事に遭遇されたのですね…

      わが田舎にはバスも通らないので、電車、自家用車、自転車は三種の神器です。
      しかし自家用車を運転できる高齢者もまた色々な危険があるし、運転出来ない高齢者は道を歩く様子に様々な危険をはらんでいます。

      私も実母が連絡なしに、パッと自転車に乗って畑に行く事にヒヤヒヤして暮らしております。
      なるべく用事は一緒にと思い、毎日家を訪ね日中実家に在宅してますが、84歳にしては行動が素早く困っています。まさしくいのしし年で、思い立ったら気になったら、すぐ自分でやらないと気がすまない性格で…

      一人で自転車では畑に行っちゃいかん‼️と言っても、水やりくらいあんたに連れて行ってもらわんでも…と畑に関する事は実母の最後のプライドで、どうにも言うこと聞かず…喧嘩の種です。
      いっそ畑を止めてしまおうかとも思いながらも、実母にとって最後の砦=娘より上手にできる事であり、なかなか止めてはくれません。

      バスの中でのお爺様の話、我が事のように身につまされました。
    • 2. 福童
    • 2019年05月08日 23:14
    • あんず様
      認知症の母を独り歩きさせるなんてことは私もできません。
      認知症なんですからいつ何時異常な行動をするかも知れない。私は自分が運転している時に、車の前に急によろよろと飛び出してきたお婆さんが足をもつれさせて車道上で転倒してしまったのに遭遇したことがあります。とても暑い日だったから熱中症かも知れないし認知症だったかもしれません。助け起こすと前歯が折れているし、混乱して会話も通じない状態でした。私がスピードを出していたら轢いていたかも知れません。その時はたまたまそのお婆さんのご近所の方が通りかかって家まで送り届けて下さいましたが、以来、運転中は「高齢者を見たら認知症と思え」を戒めとしています。
      母に対しては、絶対に一人で外出することは許しませんでした。ある意味、軟禁状態です。私のしていたことは母の人権を侵す行動だったと思います。そのことで何度も母と言い争いました。しかし、私から見れば認知症になった母は赤ん坊と同様で、母を軟禁することは赤ん坊をサークルベッドに入れることと同等だったのです。
      今も私の住む街では、認知症かも知れない高齢者がおぼつかない足取りで独り歩きしているのを頻繁に見かけます。独居老人なのか、それとも家族が気付いていないのか、路上にもマーケットにもそんな高齢者が一杯いる。このような人たちを政府はどうやって保護するつもりなんでしょうね。
      認知症の高齢者が運転することが危険な事だとようやく悟ったのかもしれないけれど、それ以外にも危険な事は一杯あるのに、行政はそこから目を背けているようにしか私には見えません。
    • 3. あんず
    • 2019年05月09日 01:08
    • かりん 様、こんばんは。

      これから、高齢者が増えていくとこういう問題や事故が
      同時に増えていくことでしょう。
      年々、頑固になって、「何でも、一人で出来る!」と
      絶対、こちらの意見を聞き入れない。
      私達もそうなる恐れがありますね。
      84歳で自転車・・・。92歳のお父様が、やはり自転車で、
      入院中のお母様をお見舞いに行くのを止めさせたいと
      言っていた友人がいました。
      そそ、行動が素早いのだそうです。
      バスの中でも、危ないと思ったら、声に出して言うとか、
      下りる際には、「下ります!」と大きな声を出して、
      運転手に伝えるとか、手助けをしたいものだ思っています。
    • 4. あんず
    • 2019年05月09日 01:21
    • 福童 様、こんばんは。

      私も同じです。
      だから、事情聴取した警官に言いました。
      お爺さんに気が付かなかった運転手の不注意もあるけれど、
      こんな状態の人を、一人で病院に通院させる家族が信じられないって。
      そそ、転倒したお爺さんは、混乱状態でろくな会話が出来ませんでした。
      高齢者は、いきなり進行方向を変えたりしますよね。
      おっしゃる通り、認知症の高齢者の運転が危険と同時に、覚束ない高齢者が
      歩いている。
      バスの中も一緒です。立ってはダメというのに、立つ。
      もっと、声を出して、下りると言えばいいのに、言わない。
      だったら、周りがやってあげるという気持ちにならないといけませんね。
    • 5. ロコ
    • 2019年05月09日 20:21
    • あんず様

      あんず様も正義感が強くて、黙ってみていられないんですね。
      今回は、認知症の高齢者に、日々接しているからこそ、よけいに黙っていられない出来事だったのでしょうね。

      実は私も同じような性格です。
      なので私も色々な拾い物をします。
      下の子がそっくりその性格を受け継いで、先日は犬の散歩に行ったのに、座り込んでいるお婆さんに遭遇して、
      わざわざ家に戻って犬をおいて、車でそのお婆さんの面倒をみに行きました。

      認知症だったようで、家に送ると言っても聞かず、どうしても買い物して帰らないといけないと言われ、抱えて生協で買い物をさせて、家まで送ったようです。

      同じ町内の方だったようなので、すぐに民生委員さんに連絡したら、市の福祉課の人の話も、民生委員さんの話も聞かない人だったようで、
      娘の話がきっかけになって、ご夫婦ごと施設に行くことになったそうです。

      犬も歩けば棒に当たるじゃなくて、ちょっと外に出れば、気になる老人に当たるようになりましたね。
      当人は自分が変だと思っていないのですから、対応する人間は大変ですね。

      ところで応援クリックですが、今までクリックすると出ていたサイトを変えたんでしょうか?
      クリックしても、私が登録していたサイトではなくなっているようです。
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