認知症とは、時間とともに、ゆっくりとお別れを
していくこと。

アメリカでは「Long Goodbye」(長いお別れ)
と表現するという。

少しづつ記憶を失くして、ゆっくりゆっくり
遠ざかっていくからだという。

6月1日公開映画の「長いお別れ」

認知症を患った父親、それを見守る家族との
約10年間にわたる長い交流を描いた連作短編
小説。

著者である直木賞作家、中島京子氏の実体験に
基づいたものだそうです。




この映画監督である中野量太氏は、原作を大幅に
変えてしまったそうです。

「原作にある“おかしみ”だけは残して欲しい」
と原作者の中島京子氏は、監督にひとつだけ要求
したとか。

原作は読んだことはありませんが、“おかしみ”
についてはわかるような気がします。



色々とググっていると、同じタイトルの小説を
見付けました。

これもまた、介護についてですが、逆に壮絶な
内容のようです。

004

ゆっくりゆっくり、お別れをしている・・・。
そう思うと胸が痛とうございます。

そして、思い出すのは、大腸癌で亡くなった
上の義姉のこと。

癌とわかったときには、ステージⅣの末期。

手術を受け、抗がん剤治療をしていたけれど、
死を意識していた義姉。

「長い旅行へ出る」と死を悟っていたときの
言葉を思い出します。



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