昨日は、施設(特別養護老人ホーム)にいる
母の爪切りをしました。
ベットで横になっている母に、いつもよりも
少し早めに身支度をさせ、車椅子に乗って貰い、
部屋の真ん中で切ります。
終わって、夕食の配膳が始まるリビングに
母を連れ出すと、部屋の床を拭いて切った
爪を集めて始末します。
床を拭いていると、母の大きな声がしました。
先にご飯を貰ったM.ダックスのジローが食後の
一寝入りから目を覚まして、夕食に集まった、
入所者さん達の間を歩いていたようでした。
ねぇ、先生(母はスタッフさんをこう、呼び
ます)
あの子の首の左側が膨れてない?
大丈夫ですよ、あれはジローのお肉。
首が太いから、そう見えるだけ。
よかったわ。何かあるのかと思って。
しばらくして、またまた、母の大きな声が。
ほら、あの子、首が膨れている。
この会話が三回続きました。
三回目にして、とうとう、スタッフさんも
切れてしまい、母のしつこい問いに語気が
強くなっていました。
在宅介護中、あたくしも、しょっちゅう、
切れて、最後は「何度言えば、わかるの!!」
的に怒鳴ってました。
専門職のスタッフさんも、人の子。
そりゃあ、何回も何回も言われれば、キツく
なりますよね。
母のユニットには6匹の犬達がいます。
一斉に、吠え出すとかなりの騒音。
それでも、母は言います。
犬がいるっていいわね。
ブログをお読み下さり、有難うございました。
応援頂ければ、幸いです。
人気ブログランキング
にほんブログ村
コメント
コメント一覧 (10)
ブログはずっと読ませて頂いています。
今朝の朝刊に文福のことが書かれた書籍の
宣伝がありました。
あ、あんずさんのお母さんのホームの文福だってすぐにわかりました。
なんとなくあんずさんのブログのおかげで、
有名人(犬)のこと、私よく知ってるよ〜って
感覚になりました 笑
施設の職員さんでも、そうやってキレそうになるんですね〜
私もそうですが、一生懸命説明しようとするからなんですね
いちいち反応せずに「そうですね〜」と
流せばいいと言われますが、
パッと見たところふつうに会話できる方に
「そうですね〜」と流せないんですよね
で、何度も説明しては、また聞かれ、そして語気が荒くなっちゃう
仕方ないですね
入院、術後せん妄からあんずさんがおっしゃってくれたようにはなかなか進まず
奇跡の回復をしていた母ですが
このところ明らかに脳力が落ちてきました
今入院中なのですが、行っても「昨日きてない」といわれる代わりに、行かなくても「昨日はなぜ来なかった」と、詰問されずに済んでいます
もうすぐ退院ですが、戻ったらどうなるのでしょうねー
短時間に何回も同じ事を聞く…わかっちゃいるが、イライラしたり情けない気持ちになったり虚しくなったり…そばにいる人は笑ってやり過ごせなくなります。
今日は実母が「何か寿司食べたくなったわ。」と言うもんで、近所の寿司ランチに出かけました。
待ってる間、「あ、私のバックどこにある?」「もう注文した?」を3回ずつ聞き、寿司や茶碗蒸しがきてから、これまた「え?これ、何やった?」と茶碗蒸しの蓋を開けて覗くこと4回…
「何回聞くん?!」と言いたかったが、84歳、いつ突然悪くなって食べられなくなるかも…と呪文のように唱え、善行積みの気持ちでグッとこらえました。
義母の状態を思うと、元気な実母もいつどうなるやら…
これだけ短期記憶が悪くなってきた実母は、命の尽きる前に私の事忘れるかもしれませんわ。
昨日は義兄夫婦が施設に来ましたが、点滴状態の様子をめっちゃドライに眺めてました。
自分の親が点滴生活になってても、感情ひとつ揺らがない義兄夫婦。
そんなふうに生活できたら、ある意味どんなに楽なんだろうな…と思ってしまいました。
父は徘徊がなければ、在宅介護が、続いてたと思います。夜中徘徊して自転車盗み、2車線道路で逆送してる所を保護され、もう無理とグループホーム入所させました。木戸の音で出たか分かるのですが、徘徊した時は音出さず出て行く……認知症のなせる業ですね……
市役所に行った時先客でおばあちゃん2名、こりゃ長くなると諦めて待ちました。そろそろ終わるな、と思ったら、ケガの話しが始まり、こりゃダメだ、私の他に二人待ってたのに職員はパソコンから離れず、市役所の職員には期待してないので、感じ良い、職員には私も、感じ良くしますが、態度悪い職員には私も、態度悪くします。バカみたいですが(笑)
若い男性職員はおばあちゃんに通じなくイライラ、嫌々な態度で、私でもあなた達の説明理解できない、おばあちゃんにわかるか~って思います。
あんず様はユニットのスタッフに差し入れした事あるありますか?
特養のスタッフは受け取るのでしょうか?9月の旅行、お土産買ってこようかと思ってますが、受け取るのかな?
差し入れは禁止と言われましたが、お世話になってるし……と
明日から暑くなりますね……
早く秋になって欲しい……です。
そろそろ梅雨明けですね。
今日も、暑い中電車とバスを乗り継いで母の面会へ。
最近、ロングステイで入ってきた96歳のおばあちゃんは、頭がクリアな方で、「私ね、嵐の相葉君が好きなの!」と私に話してくれました。母より、10歳も年上なのに、、、まともな会話が出来るって、、、それも嵐を知ってるとは驚き!
比べちゃいけないけど、母は同じ質問の繰り返し、トイレ行きたい!ご飯食べてない!の会話のみ‥‥。いや、会話⁈になっていないかも。
はぁ‥‥
もっと割り切って、ドライに介護に携われれば楽なんでしょうけど、自分の性格上突き放すことも出来ないし、やはり色々考えたり、抱え込んでしまいますね。
親の介護が終わっても、姉をサポートしなきゃいけない、と思うと暗〜くなりますが‥‥まあ、それが運命というか、この世を生きるということなんでしょうね。
生きる楽しみを見つけられたら良いけど‥‥
いつも、コメントありがとうございます。
こちらこそ、ご無沙汰しています。
私もはるる♪様のブログを読みつつ、
深くため息が出ていました。
特に、ご旅行の計画を話す下りは、わかる!と思いつつ。
私もよく言われました。
「アタシ、ここで寝ているだけだから、
アナタ、出かけてきていいわよ。」
ほんまにもうっ!
置いて出られるわけないやんかぁー!!
でしたね。
文福は、お隣のユニットのちびワンから吠えられると
大きな体を小さくするほど、ビビりな子です。
でも、痛い、悲しい、寂しいという気持ちが
よく理解出来る子です。
母は「アタシより頭がいい」と言っています。
だんだん、会話も続かなくなりました。
本人は、ピンポンのようだと思っているようですが、
返って答えがへっ?って言うことが多いです。
それでも、こっちも、ふんふんと、適当に
合わせられるようになりました。
施設に入所させるって、すごくエネルギーを
使います。
これから先も、困難があるでしょうが、
入所へ向かうきっかけも出てくると思います。
気をしっかりして、その時期を待ってください。
はるる♪様自身も入院されたのですが、
どうぞ、ご自愛くださいね。
そそ、短期間で、何度も何度も・・・。
どうして苛立ってしまうのかと思いましたが、
先日の施設の職員さんが、切れるのを聞いて、
それが当たり前かもと思えるようになりました。
私は早く私のことを忘れてくれないかと願っています。
そうすれば、お義兄様のように、暮らせるかもと。
そそ、楽に暮らせるますよね。きっと。
「夜中徘徊して自転車盗み」って、ご本人には、
どの自転車も自分のものなんでしょうね。
認知症ってほんと不思議な病気ですよね。
市役所のおばあちゃん達、わかります!!
ユニットの差し入れ禁止は、母の施設もそうです。
以前は、受け取ってくれましたが、この頃は返されます。
でも、作業療法士さんは、受け取ってくれます。
だから、スタッフのなかでも、一番親しみを感じる方に
気持ちを話して渡されてはどうでしょう。
海外へ行くと言って出かけられるのですものね。
梅雨寒に慣れた身体には、一気に蒸し暑くなるのは、
辛いですよね。
ほんに、これから、猛暑だ、激暑だとなるんですよね。
96歳で相葉君のファンなんですか・・・私と一緒です(笑
介護を職業にしている人に言わせれば、
仕事を割り切るから出来るとのことですね。
それでも、苛立つということは、家族はもっと、です。
家族はなかなか、ドライには出来ないと思います。
それに、お姉様のこと。
一生のこと、介護よりもきついことでしょう。
「生きる楽しみ」
私も考えていることですが、なかなか、ないです。
そりゃきれるわな!!
全くその通り!
3分と経たないうちに、同じことをまた聞く。
これを何回もやられると、神経がまいってしまいます。
だ!か!ら!!!と、今朝もやって、母が申しました。
「年を取れば誰でもこうなるのに、すぐに怒る。貴方だって年取ったら、○ちゃん(私の娘)に同じことされるんだからね。」
ハイハイ…
同じことをされるかもしれません。
でもね…何度も何度も同じことを言われると、我慢できなくなるんですよ。
こちらの神経が病んでしまいます。
というか、すでに病んでいる自覚あり。(ToT)
いくら仕事とはいえ、介護士さんは偉いですよねえ。
他人とはいえ、ああいう年寄りを沢山扱っているんだから。
本気で頭が下がります。
この週末から4日ほど、娘の夏休みを分けてもらって、20年らいのリアルネッ友さんたちと4人で旅行してまいりました。
姑との同居で色々あって大変な思いをしたネッ友二人は、やっと姑をみおくって、今は精々…と思いきや、次は孫守りで忙しく、
といっても孫は大きくなるし未来が見える。
もう一人は実の父親と姑の2重介護…
と言っても、後半は二人とも施設に入れて、今はどちらもみおくって、今が人生で一番の自由を満喫している。
私はというと、若くて楽しいはずの時を舅姑の介護に終われ、子育て終了で自由を満喫しているはずが、実父をみおくり、今はいつ向こうにいってくれるかも想像出来ないほど、身体だけは元気な実母の介護。
そりゃあ切れるわ!!
と思いつつ、今流行りの神社仏閣詣でに御朱印記帳してもらいながら、信心深く願うのは…(^^;
「3分と経たないうちに、同じことをまた聞く。」
そそ、何回も何回も言われると、いい加減にして!!
と怒鳴りたくなるんですよね。
「だ!か!ら!!!」(笑
そそ!!
怒りたくて怒っているんでもなんですが、
だんだんと、口調、語気、音量が上がってくる。
母もよく私に言っていました。
「アタシは、アナタに怒られるようなことをした?」
病気の症状だから、わかっちゃいるけれど・・・。
確かに私達も将来同じようになるのでしょう。
ならないとは言えませんよね。
このコメントを頂いていた頃、私も二人の友人と
レンチャンランチをしていました。
彼女達も、ロコ様のネッ友様方と同じ立場。
そこで、ブログネタにさせて頂いたんですが(笑
そそ、彼女達も人生を謳歌していました。
謳歌の前にくたばりそうな私です。