アタクシは料理が苦手、というかはっきり
言って嫌いです。特に、煮物はダメ。

料理を本格的に始めなければならなかったのは、
50歳で母の介護が始まったとき。

それまで、アタクシは家事一切は母に任せっきり。
上げ膳据え膳の毎日でした。

レシピを見ながら作ったものの、美味しくない。

しかし、認知症を発症していた母は味の追及より、
すぐに食べたいという欲求の方が強い。

当時、味見をしてと言っても、何もせず一言。

大丈夫よ。美味しいはずよ。


認知症を発症すると、味覚を感じにくくなる
ようです。

味覚減退、味覚消失、味覚異常他、あげられて
います。

母の場合、味覚や嗅覚には異常はなく、甘味に
対する反応がいいのと、酸味が苦手なだけ。

これにはラッキーでした。
もし、味覚を感じにくくなっていれば、母の
人生は短かったと思います。

老健(介護老人保健施設)で誤嚥性肺炎を発症。
年を越せないと宣言された母が、老健の栄養士
さんが作ってくれた「海老ちり」で食欲を戻しました。
そして、今の施設(特別養護老人ホーム)の食事は
美味しい。

認知症の進行はカメの速度。
味覚も嗅覚もほぼ、正常。

母が長生きしている理由の一つです。

認知症で、自分が思っている年齢が実年齢より
若いと思っていることもありますけれど。

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在宅介護中、アタクシは苦手な料理をどうにか
することをあきらめて、スーパーのお惣菜を
母に出していました。

認知症のいいところ、それでも、美味しいと
食べてくれたこと。

先日、姪からの差し入れ。
わかってるね~


Keep your social distance & Stay Home

基本に戻って、こまめに手洗いに、きちんと
したマスク着用に、消毒を忘れずに。
なるべく、不要不急の外出は、やめましょう。
大切な人のため、自分自身のために。

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