ファーザー(原題:The Father)という映画が、
本日5月14日に公開されました。
認知症を患った父親とその世話に奮闘する娘の
様子を、認知症を患った父親の視点で描いている
という非常にユニークな映画なんだそうです。
『羊たちの沈黙』などのアンソニー・ホプキンスが
父親役を演じ、今年のアカデミー賞の主演男優賞を
授賞しています。
予告編をみると、そそ、わかる、わかる!と思う
場面がありました。
若い介護士がお仕事は何をされていたのか?と
尋ねると父親が、「昔、ダンサーだった。」と
言いました。
すると、娘が訂正するのです。
「いいえ、エンジニアだったでしょ。」
娘の気持ちは、痛いほどわかります。
正確な事実を言っておきたいと。
映画は父親の視点で描かれているので、観客は
飛び飛びの記憶がどう繋がるのかがわからず、
まるでホラー映画のような感じなんだそうです。
次第に認知症が進行して、父親は娘を忘れて
しまう。
施設に面会に来た娘に父親は言う。
Who are you?
どちら様かな?
映画『ファーザー』オフィシャルサイト
緊急事態宣言が出ている中、映画を見に行くこと、
どうだろうかと迷います。
アタクシ自身、不要不急でなくても、外出して
いますから、何を言ってんだか、なんですが・・・。
Keep your social distance & Stay Home
変異種のウイルス。
感染力も強く、重症化するのも早いようです。
それでも、ウイルスに付き合って行くほか
ありません。
そのためには、従来通りの3つの基本。
「相手と身体的距離を確保すること」
「マスクの着用と手洗いや咳エチケット」
「三密(密集、密接、密閉)」を避ける
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コメント
コメント一覧 (4)
なかなか興味深いです。
時期が時期でなかれば即行見に行きますが、時期が時期でも見に行きたい!
私的には、本当に母の脳で一体どう見えてるの?どう認識してるん?と謎だらけな事が増えてきている今、少しでも母の不安が理解できれば…少しでも優しい気持ちで寄り添えれば…と思います。
こちらでもやってるか、調べてみます。
ありがとうございました。
いつも拝読させていただいてます。そして元気をいただいてます。ありがとうございます。
映画私もスゴく観たいです。
いつか必ず観ようと心に誓ってます。
最近の母はだいぶ落ち着いてきて、父も私も睡眠が取れるようになったので体は楽になってきてます。
でもまだ、デイや訪問等の介護サービスを受け入れてくれず、しんどいです。
うっとうしい季節を迎えつつあります。あんず様、皆様もどうかご自愛くださいませ。
アンソニー・ホプキンスがインタビューで語って
いましたが、認知症の父親役のお手本は、ご本人の
お父様なんだそうです。
認知症ではなかったけれど、亡くなる1年前から弱々しい
父親だったそうです。
娘を忘れる前に、自分のことがわからなくなる、
そんな不安を映画で出しているそうな。
不安でならないから、認知症の症状が出るのでしょうけれど、
だから、優しく出来るかと問えば、難しいですよね。
寄り添いたいと思いつつ、も、ムカつく・・・
この連続ですね。
ブログをお読みくださり有難うございます。
デイや、訪問の介護を嫌がる・・・
あの長谷川先生ですら、デイへ行きたくないと
言われましたよね。
行きたくなるようなデイを作って欲しいと思います。
ちーちゃん様もご自愛下さいませ。