また、飲ませてしまった・・・


昨夜、アタクシは悩みました。


今夜は入浴後にいつも飲んでいるジュースに
睡眠導入剤を入れるのは、やめようと思って
いたのでございます。

しかし、相変わらず、首の老人性イボが痒い、
背中が痒い、と起き上がって、孫の手を使い
力を込めて掻いておりました。


さらに、


なかなか、痰が切れないのよ。


無理やりの咳払いに、痰を吐きだす音。


こうなると、鬼娘のアタクシは、これからの
アタクシの時間が、台無しになってしまうと
無理やり、母を寝かしてしまおうと言う思い
にかられるのでございます。


不快感をなんとかしようとする母。
寝入りばなにこういう状態ですと、なかなか
寝付かず、トイレ徘徊が始まることでしょう。


結局、アタクシは、母に飲ませるジュースに
マイスリー5mgとレンドルミン0.25mgの半分を
入れてしまいました。



こういう調子で、10日間程、連続で飲ませて
おります。


5月連休前から、外れてしまった歯のブリッジ
が痛いから始まって、上あごの乳頭腫の再発
とその切除。歯は治っても、上あごが痛い。


やっと、上あごの術後もよく、痛みが取れた
と思うと、今度は、首のイボの痛痒さ。


ほんまに、モグラ叩き状態でっせ。


痛い理由や何故痒いのかを話しても、認知症
のために、すぐに忘れてしまい、エンドレス
にアタクシに訴えるのでございます。


痛いことや痒いことは、誰でも不快ですし、
痒みは辛いものです。


しかし、認知症であるが故に、痛みや痒みが
倍増して、神経伝達されているのではないか
と思ってしまいます。



幸いなことに、医療法人にお勤めをしていた
友人からは、医療や薬の情報を貰い、如何に
すれば、母の症状も楽になって、アタクシの
ストレスが減る方法をアドバイスして貰って
います。


また、昨夜は、また薬を飲ませてしまったと
言う罪悪感に駆られたアタクシに、従姉が、
言ってくれました、



そんなに悩まないで。
お薬を飲んで寝ることは、叔母様も楽なの。

だって、そうでしょう、不安を感じるから
トイレへ30分おきに起きるんですから。

それが、午前2時までぐっすり寝て、また、
5時頃まで寝てしまわれるんでしょ。

あんずちゃんは、夜中、落ち着いて自分の
時間を持てるんだから、それでいいのよ。




昼夜逆転している母。
夜は夜で、不安がいっぱいだから、なかなか
寝付けないし、トイレへも数回起きる。

それを、解消する意味でも、薬を使って寝て
貰う。


アタクシの中で、ホッと思う気持ちが湧いて
参りました。