鬼娘の桑楡日記

2022年5月2日横須賀にある犬達がいる特養で母は死去。約17年に及んだ介護も終りました。鬼娘も施設(ケアハウス)に入居。それに伴い、タイトルの「介護日記」を「桑楡日記」に変更し、再スタートしました。桑楡(そうゆ)とは、夕日が樹上にかかっていること、転じて暮れ方、晩年、老年などの意味します。一生の終わりに向かっていく自分自身のことを中心にして、ぼちぼち、やっていきます。(天使の梯子)

タグ:夕暮れ症候群

集団リハビリを終えてユニットに戻り、廊下でスタッフさんに車椅子を押して貰うと、母は、アタクシが面会に来たことを忘れてしまいます。帰る支度をしているときに、ベランダへ出るガラス戸のところに、眼鏡を置いてきたことを思い出しました。その場所は、母の視線の先。ウ ...

この頃の母は、視野からアタクシが消えると面会に来たことを忘れるようになりました。今まで施設(特別養護老人ホーム)のユニットを出るときは、母に言っていました。じゃあね、また、明日来るからね。しかし、現在は「面会に来たことを忘れる」を利用して、リハビリへ連れ ...

アタシの迎えはまだなの?施設(特別養護老人ホーム)の母の居室から出たとき、母の大きな声が響きました。おいおい、おっかさん、さっき、アータさ、泣けるようなことを言ってたやんか。今日、水曜日は集団リハビリのない日。時間的に余裕があるので、爪切りをしました。爪 ...

このところ、母の施設(特別養護老人ホーム)へ行くのは午後4時からの集団リハビリに連れ出すためが主になっています。しかし、この午後4時というのが、逢魔が時。いわゆる、夕暮れ症候群が始まる時間帯なのです。リハビリ(ぬり絵)を終え、ユニットに戻りながら、母は申し ...

施設(特別養護老人ホーム)に居る母の集団リハビリに一緒に参加し、ユニットに戻ると、夕食の準備になる時間になってしまいます。さいざんす、逢魔が時。帰宅願望が、日中よりも一段と激しくなる時。明日は、ママの健診の日だから、お泊りなんよ。とか、言っても、病気にな ...

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