鬼娘の桑楡日記

2022年5月2日横須賀にある犬達がいる特養で母は死去。約17年に及んだ介護も終りました。鬼娘も施設(ケアハウス)に入居。それに伴い、タイトルの「介護日記」を「桑楡日記」に変更し、再スタートしました。桑楡(そうゆ)とは、夕日が樹上にかかっていること、転じて暮れ方、晩年、老年などの意味します。一生の終わりに向かっていく自分自身のことを中心にして、ぼちぼち、やっていきます。(天使の梯子)

タグ:集団リハビリ

施設(特別養護老人ホーム)でも、昨日からお正月休みが終わり、日常が戻ってきました。とは言っても、認知症である母達には、年末年始とは関係なく、時間は淡々と過ぎているんですが。集団リハビリに連れ出し、ホールの入り口に「賀正」と貼られた紙を見て、母が申しました ...

いつもなら、母を引っ張り出して参加する集団リハビリ。それも、今年最後でしたけど。それを、うっちゃって胃カメラの検査へ行ってきました。結論を言うと、アタクシ自身が心配した好酸球性胃腸炎ではなく、表層性胃炎でした。さらに、ポリープも見つかり組織を取られました ...

母の施設(特別養護老人ホーム)では、午後4時から1時間、集団リハビリと称して、希望する入所者の皆さんが集まり、それぞれが出来ることをします。母は、最初は塗り絵でした。戦争がなければ、アタシは美大へ行きたかったの。戦後、幼稚園の教諭となり、その頃は絵画教室へ ...

アナタって器用なのねぇ。集団リハビリで、針穴に刺繍糸を通しているときに、母が言いました。よう言うわ、ママはいつも、言うてたやん。“アナタみたいに不器用な子はいない”って。言われるまでもなく、ブラウスを作れば、後ろ袖を前身頃に付けて、家庭科の先生を呆れさせ ...

まぁ、白髪のお婆さんばっかりねぇ。母の施設(特別養護老人ホーム)の恒例行事の集団リハビリでの、母の突然の一言。母は、布地の上に描かれた図形に添って運針をしています。刺繍糸を針に通し、布地に針を刺して、母に渡し、ここからここまでと示して、やって貰います。チ ...

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