もう、今夜は限界!

体力的にも、精神的にも無理。


消灯時間の午後10時まで母の病室にいました。

母が寝入ってから帰ろうと思ったのですが、
どうも、寝る様子もありませんでした。


むしろ、アタクシがそばにいることで愚図る
こともあるのではないかと思いました。


昨夜も母は午前3時頃まで寝入ることがなく、
寒いと言うから、掛け布団を貰ってかければ
重いからいらないと言う始末。


寒いのは暖房を切ってあったからなんですね。


暖房を入れなくてもアタクシには、ちょうど
よい状態でしたのに。


暖房を入れたから、まもなく暖かくなるから。


なんなのよ。この旅館!!

何を言うてんねん、ここは病院や!!


しばらくして、今度は足先が寒いと言い出し
ました。


ねえ、触ってみてよ。こんなに冷たいのよ。


触ってみると、暖かい足なんです。


なにを言うてんねん。じゃあ、あたしの足を
触ってみてや、どう?


あら、同じね


アタクシも、長椅子をベット代りに寝て3日。
寝不足続きで、母の言うことにイライラが、
募ってしまいました。


この部屋は暑いし、食堂で冷たいものを飲む
からと言うと、


アタシはいらないから


そんなん、わかってる。そうじゃあなくて、
一緒にいるのが苦痛だから、食堂へ行くのに。


火曜日には退院する予定です。


家での生活も、入院生活もどちらも疲れます。


夜担当の看護師さんが、必ずアタクシに訊ね
ます。


今夜はお部屋に泊まられますか?


もう、勘弁して!