鬼娘の桑楡日記

2022年5月2日横須賀にある犬達がいる特養で母は死去。約17年に及んだ介護も終りました。鬼娘も施設(ケアハウス)に入居。それに伴い、タイトルの「介護日記」を「桑楡日記」に変更し、再スタートしました。桑楡(そうゆ)とは、夕日が樹上にかかっていること、転じて暮れ方、晩年、老年などの意味します。一生の終わりに向かっていく自分自身のことを中心にして、ぼちぼち、やっていきます。(天使の梯子)

2017年04月

アナタが帰る前に、トイレへ行っておきたいわ。母のその言葉に、アタクシは思い出しました。認知症を発症してから、アタクシがちょっと、そこまで買い物に行くのに、いつも、言ってましたっけ。アナタが出かける前に、トイレへ行っておくわ。「不安」が先立つからでしょうか ...

同級生のYちゃんがアタクシをお友達に紹介してくれる際、「鬼娘の介護日記」を書いていると口添えをしてくれます。すると、大概、同年代の方々が多いので介護についての理解度は早うございます。今日も、そのパターン。ズバリ、施設に入所となると気分的には楽になったでしょ ...

施設に居る母の面会は、なるべく「食べる」時間をきっかけにして、終わるようにしております。例えば、昼食後からおやつまでの間、午前中の昼食までの間とか。午後4時過ぎに母のところへ行くと、少々マズイ。いわゆる夕暮れ症候群を発する時間帯。アタシ、帰る支度をするから ...

4月から、家の売却を再スタートさせました。我が家は、母とアタクシの共同名義なので、母の委任状を貰うなど、その都度、売却の話をしております。「売る」ことに際しては、反対もしません。これが認知症初期だったら、お財布を盗った、どころではない大騒動になっていたはず ...

施設に居る母は、日中、食堂で過ごしています。何故なら、ナースコールを押すことが出来ないからです。出来れば、車椅子での移動でも居室で過ごすことは可能なのですが。居室で過ごすのは、寝るときと、アタクシが行ったときだけです。居室に母を連れて行き、足をマッサージ ...

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