母が認知症の初期の頃、「死ぬ」ということに恐怖感を持っていたと思います。一人で死にたくないから、アナタ、一緒に来て。と、言ったかと思うと、いつ、お迎えがきてもいいわ。と。お仏壇に向かって早くお迎えをと願った鬼娘としては、少々、胸が痛みましたが。認知症の妄 ...
2021年04月
何もわからない、ことはない?!
前回の話題の続きです。脳のネットワークが失われていくのが、認知症。さらに、突っ込んだ表現が寂しく思いました。人間が生まれた時から少しずつ学んで獲得し、その人たらしめている脳の働きを少しずつ奪っていく病気が認知症だ。人は誰もが死を迎えるが、その前に脳の細胞がゆ ...
ネットワークが失っていく
昨年の暮れから始まった窓際面会。月に一度、母と直に話をすることはなくとも、母の様子や顔の表情を見て、その時点の状態を想像するほかないのですが。そして、そのとき、スタッフリーダーさんから聞く母の日常で、今の母の判断をしています。アルツハイマー型認知症の母。 ...
介護の完結を願う鬼娘
在宅介護中、毎朝、お仏壇の水とお茶を替え、おりんを鳴らして、父に手を合わせました。パパ、どうか、早くママのこと、お迎えに来て下さい。と、母のことを願いました。母が今の施設(特別養護老人ホーム)に入居してからは、それが、ママが好きなだけ長生きしますように。 ...
覚悟を重ねて・・・
大腿骨骨折した母は、術後、すぐにやるべきリハビリが大腸炎を発症し、そのまま車椅子生活に・・・。在宅介護は無理ということで、老健(介護老人保健施設)へ入所させたとき、出来るだけ、面会をしようと決心しました。退院後、そのまま、老健へ。母にしてみれば、環境が変 ...