亡き母に認知症の症状傾向が出てきた頃の或る日、アタクシに言いました。アタシが死んだら、アタシにも戒名を付けてね。はぁ~、アータはカトリックやろ?戒名なんて、いらへんやん。だって、パパだけあって、アタシにないのは寂しいでしょ。ま、そんなことを言っても、付け ...
2022年05月
どうしていたら心残りがなかったか
今日は、朝から雨が降ったりやんだり・・・。ベランダから見える衣笠山は、次第に緑が濃くなってきました。ママ、雨が降ったあとだから、緑がきれいやね。母に声をかけました。しばらく、窓を開けて見ていると、思うのは、どうして、看取れなかったのかということ。いや、違 ...
チョコレートの思い出
明日は何が食べたい?母が亡くなる一週間前、帰り際に母に尋ねたところ、チョコレート!!ご飯とか、お寿司とか、マグロとかの固形物なのかと思っていたところ、意外な母の答えでした。そういえば、昨年の暮れ、メルケル細胞癌という皮ふ癌を摘出したときも、同じ要求でした ...
母のそばで
アタクシの朝は、以前からお茶を入れることから始まります。母が施設(特別養護老人ホーム)に入っていたときも、父と母と三人分入れていました。母の生前は、父の写真の前に父のお湯飲みを置き、母の分とアタクシ自身のは、台所のシンクの前で立ったままで飲むことが多かっ ...
母の追悼ミサ
※供花を下さった方によると中央のカサブランカは母を表すものだそうです。おっかさん、カサブランカのようだなんて、素敵やね。よかったね。18日の水曜日、母の追悼ミサを三笠教会であげて頂きました。母もアタクシも所属している教会は一応、南平台教会であるので、この横 ...