本日は大晦日です。
大晦日とは、12月31日のこと。
一年の最後の月の最終日であるから、「大」
を冠して「大晦日」となっただけ。

アタクシにはいつもの晦日と同じ。

さっき、ショートステイの施設から、来月の
6日からのお迎えの時間の連絡がありました。

いつもと変わらぬ朝であり、いつもと同じ、
朝ごはんメニュー。

いつもと同じ、朝から、トイレを掃除。
この頃は、母に嫌味を言う気にもなりません。


お昼は?と聞くと、食べる!!とご所望。

冷凍の海老をチンして、明日のお雑煮用にと
茹でた小松菜を千切りにして、少し炒めて、
冷凍海老ピラフをチンして加えて出しました。

こういう食品は、少々塩辛い。


栗きんとんや。明日のお正月用として買って
あるんよ。
後口に甘いもの食べたいやろ?

まあ、嬉しい。

とは言ったものの、何故、栗きんとんがある
のかを、考えようとしませんでした。

今までだと栗きんとんと言ってだせば、反応
が返ってきました。

そして、毎年、やいのやいのとうるさかった
お正月の支度は?お餅は頼んだ?お節はどう
する?、そして、子供達のお年玉は?と言う
一連のことを、全く気にしておりません。


ま、その方が、アタクシとしては有難い。

もう、段取りが出来ないので何をどうすれば
いいのかを考えられなくなっていると思われ
ます。


今朝も、母は申しました。

胸が苦しいのよ。お薬、ないの?

顔色も唇の色もしっかりあるし、大丈夫。

アタクシは、また、爆弾を暴発させました。

あんね、20年以上前から、胸が苦しいって、
言ってるんよ。ほんとの心臓病だと、もう、
あの世に逝ってしまってるよ。

死なないのよね?

アタクシの気持ちは複雑でございます。

91歳になって、無事に年を越えることを感謝
せねばならいのでしょうが、もう充分に長寿
なんやけどねと思う気持ちがあるのです。

今年も、心の奥底には、先が見えることを、
望む鬼娘が居ついたまま、暮れていきます。

010


今年一年、このブログにお寄り下さり有難う
存じました。

まだまだ、どこも悪いところのない母。
食欲も衰えず、餓鬼のような母。

来年も、また、よろしくお願い申しあげます。

皆様方には、いい新年をお迎えになることを、
願っています。