介護老人保健施設に母が入所して、初めての
施設のイベントがありました。

日曜喫茶と称して、施設一階のデイフロアで、
好きな飲み物とケーキを選び、家族も一緒に
どうぞというもの。

結構、母も飲み物とケーキを選んで、ご満悦。

母のいる認知症フロアでは、見かけたことが
ない方のテーブルに相席をお願いしました。

身なりもごく普通。むしろ、アクセサリーも
つけ、認知症ではないと思える老婆。

家族の方は、どうぞ、と言ってくれたものの、
その老女は、明らかに嫌な顔をしました。

これは、失敗したとアタクシは思いました。

しかし、母はお構いなしに、ケーキに喜び、
早速、食べ始めました。

すると、急に、向いの老女に言いました。

あら、ごめんあそばせ。
お断りもしないで、頂いてしまったわ。

それでも、老女の嫌な顔は変わらず、同席の
家族が愛想笑いをしました。

全くそんな雰囲気も気にせずに、はしゃぐ母。

母が認知症でよかったと思いました。


ある老健を見学したときに、認知症フロアで
なくても、いいかもしれないと相談員さんに
言ったところ、首を振られました。

お母様は認知症の症状があるんですよね?
一般フロアに入所されると、一種のイジメに
遭う可能性があります。

確かに、ごく普通の老婆と並ぶと明らかに、
母は認知症とわかります。

普通と言っても、少しはボケていてお互い、
変わらへんやろが、と、その老女に言いたく
なりました。

ずっと母を看てきて、それが普通でしたもの。


認知症フロアとは違う状況に興奮気味の母を
連れて、そそくさとその場を離れるときに、
見栄っ張りなアタクシ、付添の家族の方に、
聞くふりを致しました。

先週、入所したばかりで、こんなイベントが
あるのを知りませんでした。
いつも、やっているんですか?

このイベントについては、相談員さんから、
聞いて知っておりましたけれど。

露骨に嫌な顔をされると、やはり、母を庇い
たくなりました。

008


昨日、兄が面会に行きました。

午後4時近くに、じゃあ、またと言ったところ、
「アタシも一緒に帰る!」と騒ぎ出したとの
こと。

スタッフさんが、「トイレへ行きましょう。」
とその場から連れ出してくれ、施設を出たと
言っていました。

面会に行くなら、午前中の方がいいかも。

アタクシは、木曜日まで行かないつもりです。