高齢者が一番気を付けなければならないのが、
転倒です。

しりもちも転倒の一つですが、これが意外に
怖いものなんですね。

母も夜中にトイレへ行こうとして、手すりを
掴み損ね、しりもちをつきました。

しりもちだったので、頭部を打つことはなく、
脳へのダメージはありませんでした。


介護友のお茶っ子様のお母様が、喘息で入院
されて、退院したその日に、しりもちをつき
ました。

ベットからポータブルへ、移ろうとしたとき
だそうです。

そのときはなんでもなかったのが、夕食時に
手が上がらなくなったのだそうです。

救急車で病院へ搬送。
結果は、脊椎損傷だったそうです。


さすがに泣いたみっちゃん。

91歳と同じ年齢で、名前も「みちこ」と同じ。

違うのは、みっちゃんは、クリアな方。
うちのミッちゃんは、認知症。

「身体が動かない」という状況をご自身が、
把握されているだけに、辛いのを我慢されて
おられると存じます。

もし、うちのミッちゃんが脊椎損傷だったら、
骨折どころの騒ぎではないでしょう。

どうして動けない?と何度も聞き、動かない
己を呪う暴言を吐き続けるでしょうね。


ストンとしりもちをついただけで、脊椎損傷
だなんて、骨粗鬆症は怖いものです。

明日は我が身、うちのミッちゃんにも起こり
得ることです。

何があるかわかりませんね。


005


みっちゃん、ファイト!!