明日は可燃ゴミの収集日。

クローゼットから、夏のブラウスを出して、
着てみることもせずに、ゴミ袋へ。

10年以上も袖を通すことなく、洗濯屋さんの
ビニール袋がかかったままのものあります。
中には、首回りが、変色してしまったもの
もありました。

その前の収集日には、母のブラウスを捨てて
しまいました。

少しずつ、捨てていくことにしています。


先日、母のタンスから新品のパンツ、それも、
五分と七分の長パンツが大量に出てきました。

先輩介護友の方が、近くの特養に引き取って
貰ったとコメントを以前、下さっていたので、
アタクシも母の老健へお願いしました。

触りたくないタンスの引き出しがあります。

それは、和ダンスの着物。

大風呂敷一抱えで引き取りが千円だったとか
聞いています。


午後に、1年前に両親を相次いで、見送った、
同級生から電話が来たので、訊ねました。

1枚だけ、手元に残して、あとは全部捨てたと
のこと。


私も、あんずも、後始末をする子供がいない。
持ち物を減らしておいたほうがいいよね。

母が施設に入所してから、母のものと一緒に
自分のものを捨てているんだけれど、人生の
最後の後始末もしているんだと思ってるんや。

いや、そんなように考えず、すべてを捨てて、
心機一転、新しい人生のスタートだ思えば?

そう言ってくれた彼女は、胆管に異常が見つ
かり、精密検査をするとそうです。

さらに、ご主人も、前立腺がんと診断されて、
今後の治療法を考えるのだそうで。

私達も、そういう世代になったというわけよ。

yamagobou


アタクシの人生は、母の人生の締め括りを、
するための人生だったのかも。