息苦しさを訴え、酸素飽和度の数値が低く、
酸素吸入をしましたという報告を貰っており
ました。

報告を貰いながら、すぐに駆けつけることを
しなかった鬼娘でした。

在宅介護では、アタクシ、それを毎朝、聞か
されてきており、ああ、またかとその対処は
全くと言っていいほど、何もしませんでした。

午後から面会に行き、フロアの看護師さんから、
説明を受けました。

ほんまに、有難いこっちゃ。


で、ご自宅ではどうだったのでしょう?

はあ、あの、聞き流していただけで・・・。
毎朝、起きると胸が押されるように苦しいと
ここ、20年近く言ってます。

あまりに毎朝のことなので、4年前に通院して
いた東大病院の老年科の先生に検査をお願い
したことがあります。

しかし、先生は、母が訴える症状について、
検査をしても、原因は確定できないし、その
治療対処法もないと言われましたから。

先生、何もないって老化ということですね?
と、尋ねましたら、首を縦に振られました。


確かに、チアノーゼもないし、手足が急激に
冷えるということもありませんでした。

その症状を訴えるということは、こちらに、
母が慣れてきたと言うことでしょうか。

アタクシは、少々、無責任なことを申して、
しまいました。

さもありなんでございます。

息苦しいの、胸が苦しいの、と訴えられたら、
スタッフの方々は驚きますよね。

朝方から午前中だけで、午後からは、元気に
なって、症状を訴えたいうことを忘れてます
から。

そうですね、昼間は、ああやって、入所様と
話をされています。

すみません、胸が苦しいと訴えたら、ニトロ
ダームを貼るなりして下さい。

私、医師と相談して偽薬を飲ませようかと、
思ったくらいです。

こちらで、酸素吸入をして下さったと聞いて、
きっと、母は満足していると思いました。

だって、自宅ではほったらかしなんですから。


酸素吸入とは言え、ごく微量なんです。
気休めのようなもので。
続けるかどうか、明日、こちらの医師と相談
致します。


あ、そっか。酸素吸入ってタダではなかった
と、気が付いたアタクシでした。

土曜日に兄と一緒に面会に行くので、相談を
して、どうするかを決めたいと思います。

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足の浮腫みが取れないということで、水分を
調整しているそうです。

だもんで、面会時のおやつは控えてください
と言われています。

今日は、おやつ時に行き、母のテーブルで、
話をしてきました。

母の話し相手の、先生、ことセキノさん。

貴女、どこからいらしたの?から始まって、
若いころは、明大前にいたのよとエンドレス
トーク炸裂。

これが、母だったら、うるせー!とアタクシ、
さっさと、席を外してしまってました。

あら、不思議。
他人様には、我慢が出来るんですねえ。