天皇誕生日とクリスマス・イヴは、母の特養
(特別養護老人ホーム)ではイベントがあり、
アタクシは、あえて行くのをやめました。
クリスマスである今日、行ってきました。
昼間は、ユニットの食堂というかリビングに
母は居ます。
しばらく、アタクシもそこにいて、皆さんと、
と言っても、コミュニケーションが取れるのは
いつも母のお隣にいる同じ年のKさんだけ。
スタッフの方も交えて、ちょっとおしゃべりを
してから、車椅子で母を居室まで連れて行き
ます。
実は、話すこともないんざんす。
今日も今日とて、
ここは、緑が多くていいわ。
山があるっていいわねえ。
ところどころ、枯れ木があるわね。
あれは、木が文字通り枯れてしまったのね。
ちゃうよ。冬だから、葉っぱが落ちたんよ。
あら、今は冬なの?
そそ、今日はクリスマス。
おやつは、クリスマスケーキやって。
ケーキとは楽しみだわ。
しばらくすると、また、始まるのです。
ここは緑が多くていいわね。
母との時間を持たせるために、アタクシが、
やり始めたことは、母の足のマッサージ。
座りっぱなしなので、足が浮腫んでいるので、
クリームを塗って、足先から向う脛をお腹の
方へさするだけなんですが。
それで、30分ほどは過ごせます。
昼食前、おやつ前、にそれをして、さあ、
お食事だ、おやつだと、また、車椅子で食堂へ
行き、アタクシは、じゃあねと帰る・・・。
そこに心があるのかどうか、鬼娘は義務感が
先だっているように思えてなりません。
会話が同じことのエンドレス・・・。
仕方ないですねえ。
施設で頂いた駄菓子が入ったビニール袋が、
ベットサイドのテーブルの引き出しに入って
いました。
食べ残しているのは、「カール」のように、
口の中で溶けるお菓子。
それが、ちょっと塩辛い。
捨てられない症候群の母には、ゴミ箱に捨て
られなかったらしゅうございます。
ワンコ達がいるので、母の行動はここでは、
正しいようです。
これ、どないしたん?
アタシじゃ、ないわよ。アナタでしょ。
母は涼しい顔で申しました。
試しに食べてみると、湿気ていました。
口に放り込んだとき、ワンコが部屋に入って
きて、さあ、大変!
あわてて、また、引出しに入れて、
ないないよ~。
コメント
コメント一覧 (3)
おはようごさいます
会話の続かないお母様に、マッサージなんていい考えですね
流石です
私もりんさんの意見に同感です。今後の参考になります。
「お前は認知症いい過ぎや、認知症が編み物できるか」とか「認知症の導きや」とか
夕方には仲直りしましたけどね。
あんずさんは鬼娘ではないですよ。
母様のところへ面会に行くし、足のマッサージまでしてすごいですね。
母ならしませんね。介護しんどいって愚痴ってる方ですね。
父はこの闘病してる20年間暴言はくは怒るはで外では人を励ますんですよ。
家では私にだけ当たります。もうなれましたけどね。
編み物はばばさんほどすきではないですね。