母は目を一瞬大きく見開き、嬉しそうな顔を
しました。
まあ、Y郎(兄の名前)!、どうしたの!
来てくれたのね。
昨日は、兄と一緒に母に会ってきました。
日頃、母はアタクシによく言うのです。
アタシは、アナタが来てくれるだけでいいの。
アタクシと母の会話は、母の言葉に対して、
オウム返しか、単に頷くだけだったり。
会話に成り立たないケースが多ございます。
兄は以前から、認知症である母の日頃をあまり
よく知りません。
全く臆せず昔と同じように、母と話すのです。
すると、母は一生懸命に兄の話を理解しようと
身を乗り出して聞いています。
そして、トンチンカンな返事にならないよう、
どっちにもとれるような、中庸なことを言い、
上手く、会話をしているように聞こえるのです。
窓から見えるクスノキのことを言った兄には、
イントネーションがおかしいと訂正させたり
するなど・・・。
おっかさん、ほんまに認知症なん?
特に、昨日は、シナプスのつながり具合が、
よかったのか、会話もピンポン状態でした。
昨日の母のはしゃぎっぷりは、いつもと違い
ました。
兄が姪の沖縄土産だとタンカンを剥いて、母に
手渡しました。
柑橘類が苦手になった母、どうするかとみて
いましたら、一口、食べて、
まあ、甘いわ。酸味があって美味しい!
へっ?!
ミカンがおやつに出ると、「これ、美味しい
わよ。だから、アナタにあげる。」と苦手な
ものを、ホイッとアタクシに差し出す母なのに。
アタクシによこさず、美味しいと食べたという
ことは本当に甘かったのか、これまた、兄から
渡されたからか疑問ですが。
コメント
コメント一覧 (4)
おはようございます
久しぶりのお兄さまに合われた嬉し居ますご様子が伝わります
あんまり合わない人とは、外面よしこちゃんになるのかもしれませんね
でも、良い刺激があるのは認知症でなくても嬉しいですよね
我が家の認知症義理両親も、姪御さんから施設入所話がありました、
見学までは、こぎつけましたが、
入所すると外面よくいうときもありますが、実際にそのときになると、わかりません
夫も今週一緒に見に行ってくれることになりました、
でも、認知症ゆえどういう展開になるかわかりません
入っても、両親が慣れるか空き家の管理や先はみえないのは、かわりません
最近、もともとある私の不安障害がひどくなりました、出かけるまえに、鍵やガスの確認を何10回もしてしまいます、以前は2.3回で済んだのに(笑)
一人ぐらしなので、一人で家にいると、ソワソワして落ち着きません
祖母の介護してうつったんですね。
インフルエンザなので安静をいわれているので、介護は母と父にまかせています。
もう一日やはりデーを増やすみたいです。
愚痴言わなきゃいいんですけどね。
インフルエンザの処置が早かったので熱がさがりましたが、また出たりを繰り返しています。
アレルギーでインフルエンザの注射うてないんですよね。だから今回の風邪とインフルエンザは辛かったですね。あんずさんも気をつけてくださいね。
そうですね、息子に対しても、外面よしこちゃんなんですね。
施設入所の話があること、よかったですね。
入所してみると、職員はさすが、プロだと思いました。
だんだんと、慣れてくるものです。
だから、あまり、案ずることもないと思います。
「出かけるまえに、鍵やガスの確認」
私も、やるようになりました。
駅へ向かって少し歩いていると、急に不安になることが
あります。それで、戻ったこともあります。
鍵もですが、今は乾燥して、風の強い日もあるので、
火を出さないこと、これを第一に考えています。
高熱が出た?!それなのに、コメントを頂き有難うございます。安静にしてしっかり治してくださいね。そそ、介護はご両親やって貰ってください。愚痴を言われても右から左に聞き流して!ババ様は大丈夫ですか?高齢者は急変しやすいですから。私も外でインフルを貰わないようにしています。どうぞ、お大事にしてくださいませ。