4月から、家の売却を再スタートさせました。
我が家は、母とアタクシの共同名義なので、
母の委任状を貰うなど、その都度、売却の話を
しております。
「売る」ことに際しては、反対もしません。
これが認知症初期だったら、お財布を盗った、
どころではない大騒動になっていたはず。
去年に一度、買い手がついたんや。
でもねえ、安過ぎる感じがしたから、断った
んよ。
あら、また、すぐに売れるんじゃない?
なんだか、八百屋の店先のような感覚の会話。
「家を売る」のがわかってるのだろうかと、
思いました。
こういう会話は、食堂ではせずに母の居室で
します。
じゃあ、帰るね。
アタシはいつになれば、家に帰れるの?
おっかさん、さっき、「家を売る」話、した
よね?
家はもうじき、無くなるんだけれど。
そう言いたくなりました。
明日はね、こちらで、健診があるのと、歩行
訓練の日やからね、ここにお泊りなんよ。
ウソはつきたくないけれど、寄り添うウソ(※)を。
母にとっての「家」は、どこの家だろう。
名古屋?、宝塚?、横浜?、今の大田区?
たぶん、今の家がどうだったかは、わかって
いないと思われます。
母が言う家は、どこ?
※寄り添うウソ。
認知症、ともに新しい時代へ「驚きの介護術で
みんなハッピー!」
NHK総合で、先ほど放映されていた番組からです。
認知症患者を落ち着かせるには、「寄り添う
ウソ」をつくこと。
わかるんですが、やっぱり、ウソを言うことには、
胸が痛みます。
コメント
コメント一覧 (8)
主人の実家の片付けの時主人が骨折して入院し、やっと先日退院しました。
ゴミの処分も終わり後はお掃除というところまでになり少しホッとしております。
本当に家一軒の片付け、処分大変です。
昨日のTV途中からですが視ました。
寄り添う嘘
そう言えば義母がデイに行かないと言った時、病院で帰ると言い出した時、特養で「今日は連れて帰って」と言う時等理由をつけて
なだめてますね。
あんず様、お母様もすっかり馴染まれた御様子ですね。
義母は入所当時食欲がなく心配しましたが、見事に復活、先月91歳になりました。
面会に行くと一人だけ、食べるのが遅いので
昼食を食べてます。
その後、持参したオヤツを食べます。
満腹中枢がおかしくなっているのではと思ってしまいます。
義母は只今、帰りたい症候群です。
時々夢と現実が解らなくなる様で、亡くなった親戚の伯母が面会に来たり、義母の実家に行って来たと話します。
長崎への引っ越し迄、今住んでいる処の片付けが始まります。
私も今年還暦ですので、ここ数年の慌ただしい出来事についていくのがやっと。
本当に疲れました。
あんず様もお疲れがでませんように
ブログいつも拝見して皆様に励まされております。
まだ脇のはれや痛みは続いていて痛み止めと友達です。
ばばはおんなじことをなんかいもきくので疲れてきました。
それにかった服にまで文句を言います。
悲しくなりますね。
あれは襟があきすぎ、これはかたい、袖長いとか自分は裁縫もしなくなったから文句のいいどうしです。私にも甘えすぎです。
やさしくしないとちちや母にいいつけるし、おびえるしどうしようもないばばです。
あんず様、今だうちのケサカ婆は、「家に電話する」と3時すぎに良い、毎日、電話の受話器を持ちます。(施設は内線電話を使ってごまかしているようです。)
この間は「おかっしゃんはどこ行ったか?」とウロウロ落ち着きなくお母さん探ししていたそうです。「さっきまでいたが、どこいったじゃろうか?」と探していたよう。
ケサカ婆のお母さんは40年前に他界。
「むむ・・そろそろケサカ婆をお迎えに来たのかなぁ・・」とふとよぎった私でした。(--:)
ご飯完食、お腹すいた、食べてない、と催促。施設のおやつとは別にあづけたおやつも完食。いたって体は元気、元気。
「電話」も「家に行く、家に帰る」も「お母さん探し」も「ご飯食べてない」も「かさぶたはがし」も今やケサカ婆のルーティン(苦笑)不思議とそれぞれその時間が決まってるのはどうしてなんでしょうかねぇ。すごく不思議。まるで時間割でもあるような感じ。
チエコ様、お疲れ様です。
入所しちょっと肩の荷降りましたね。良かったですね。
家の片付けほぉ~んと大仕事ですよねぇ。私もこりごりしました。
そのあと引っ越しも控えてるなんて、わぁ。体調崩さないようくれぐれもお体ご自愛くださいね。今は、気力でがんばってるけれど大仕事のあとドンと疲れでます。
横になれる時間見つけて体休めてくださいねー。
チエコさま
かなりご苦労されたと思います。高速で2時間、何とかなりそうってすごい頼もしいです。
私は、へタレです。両親のサ高住入居後、2月まで難なく通っていた、遠距離で帰省するのが、
かなり大変です。
あらら・・・。ご主人様が骨折された・・・。
後は、お掃除だけとは、羨ましいです。
チョコチョコと捨ててはいるものの、まだまだ、山、また山です。
でも、目標は立てました。
一軒家のものをワンルームにすること。
残しておこうと考えないためです。
寄り添うウソは簡単なようで難しいです。
母も、「迎えに来てくれたのね。」というのを、
明日は健診だからねと言ってなだめています。
帰りたい症候群はどこも一緒です。
施設で食欲が出てきたというのは、慣れてきた証拠ですね。
チョコ様、よかったですね。
体調にお気をつけてお過ごしください。
やっぱりね。ばば様も同じことを何度も聞かれるんですね。
母も同じです。だんだん、私も口調が強くなり、これではアカンと思いつつも、
「だから!、さっきも言ったやんか!」と言ってしまいます。
洋服に文句タラタラのばば様は、きっと、ご機嫌がよくなかったのでしょう。
痛み止めと友達、辛いですね。
>「家に電話する」と3時すぎに言う、これは、夕暮れ症候群ですね。母も、4時を過ぎると、家に帰る支度をすると言うそうです。だから、面会もなるべく、おやつ前に行き、おやつに気を取られている間に施設を出るようにしています。
電話器を内線電話にする、さすがは、プロですね。ケサカ婆様のご様子だと、母と認知症の進行はどっこいどっこいという気がします。でも、ほんと、認知症も色々ですね。
家の片付け、ちんたらとしか進まずです。ひろちゃん様のご近所様のお助けオジサンみたいな方がいるといいんですけれど。
遠距離の介護は、無理をされないこと。ご自分のペースで、やってくださいませ。
介護は長いですから・・・