アタシ、自分の名前が、○○山さん(苗字)で
あることを忘れそうよ。

マジで?!

母がベットサイドテーブルに飾っている父の
写真を手に取りながら、申しました。


父の写真と一緒に、母の両親の写真も置いて
飾ってあります。

その写真の祖父の顔と、エステをして貰った
アフターの母の顔がよく似ているのです。

ついつい、その話を母にしてしまいました。

勿論、母は、直前の記憶はありませんから、
顔のお手入れをして貰ったことなど、忘れて
しまっています。

忘れること自体を、忘れてしまうという恐れが
母を支配したのだろうかと思いました。

アタクシは、エステをして貰ったことを忘れて
いることを非難したつもりはないのですが、
母は、アタクシとの会話のなかで、傷ついて
しまったのでしょうか。

認知症であっても「忘れること」が多くなった
と自覚するようです。


今日は、母の日。

鬼娘のアタクシは、すっかり忘れていました。

007

午後からの不動産屋さんとの打ち合わせ。

売却が成立した際には、家は母とアタクシの
共同名義なので、司法書士が母に面会すること
となると念を押されました。
午前中の母との「苗字を忘れそう」という話を
思い出しました。

これは、ヤバッ!

母が自分の名前を忘れない前に、売却しないと、
面倒なことになりそう・・・・。