昨日の木曜日は、母の施設では、月に一度の
ミュージックセラピー(音楽療法)の日でした。

ボランティアで、ミュージックセラピストの
先生がお二人で約1時間指導して下さいます。

唱歌、童謡、民謡、歌謡曲など、ジャンルを
問わず、歌詞の書かれた紙を見ながら歌う。

歌の合間には、先生とのジャンケンゲームなど、
脳の活性化になるようなこともします。

以前も面会に来た日がミュージックセラピーで、
母と一緒に参加しました。

童謡や唱歌が好きな母なので、一緒に歌ったり
手拍子を取っていました。


ところが、昨日は、なんだか、オカシイ・・・。
そっぽを向いていました。

そして、いきなり、申しました。

アタシ、こんなところに居たくないの。
帰りたい。

あんね、これは、トレーニングの一つなんよ。
一緒にいるから。

母はウンザリと言う表情をしていました。


しかし、♪ 仰げば 尊し 我が師の恩、教の庭
にも はや幾年~、と歌っていると、これまた、
突然に、

なんて、いい曲なの!、泣けてくるわ 。

と、グスグスと半泣きに。


さらに、♪花咲き花散る宵も 銀座の柳の下で
待つは君ひとり ~、と始まると、

昔の曲はいいわねえ。

と、さっきまでのテンションの低さから回復
してきました。


♪ おたまじゃくしは 蛙の子、なまずのまご
では ないわいな、それがなにより証拠には~

アタシね、この歌、知らないわよ。

やれやれ、やっと、普段の母になりました。


後に、ユニットリーダーさんの報告で合点が
いきました。

前日、母は38℃の熱を出したそうなのです。

熱はその日だけで、翌日には平熱に戻ったとの
ことでした。


えっ?!、熱が出た?!。

アタクシはそう言われて、スマホの通話記録や
メール情報を見直してしまいました。

そうなんです。デイもショートステイも老健
(介護老人保健施設)も、熱が出たとなると、
すぐに、連絡があったからなんです。

なるほど、どこか変だと思いました。


熱を出したんだって?

と聞くと、誰が?と尋ねる母でした。

006


ミュージックセラピーから戻るとおやつの時間。

その日、たまたま横須賀駅でアイスクリームを
買って持って行きました。

スタッフさんが、早速、母達に配っていました。

あら、これ、美味しいわね。
あの子は、何も持って来ないんだから。

みっちゃんさん、これ、娘さんが持って来て
くれたんですよ。


おっかさん、歌の時間に言ったんだけどさぁ。
アイスクリームを買って、渡してあるから、
食べてねって。