午後から我が家の購入希望者さんがリフォーム
の見積もりを取りたいとのことで、業者と一緒
に来ることになっていました。

いつもは簡単にササッと床拭きで済ませるのを
ワックス掛けを思いつきました。

ワックスを掛けるなんて、10年ぶり、いや、
もっと前かもしれない。

M.ダックスのブーケが我が家に来て、滑っては
可哀想と、ワックス掛けをやめて以来ですから。


床を拭きながら、思い出していました。

在宅介護の頃、夜中にトイレへ行くまでに、
間に合わず、ポタポタと。
その帰りにこぼしたことがわからず、ベットに
入ってしまった母。

すぐそばに寝ていたアタクシは、臭いと母の
ベタベタという足音で、それが何かがわかり
ました。

廊下の電気を点けてみれば、床に水たまり。


ベットの母の足をまず、拭いて、ベットから
トイレまでの床をザッと拭き、漂白剤液を、
噴霧して拭いて、さらにまた拭く・・・。

母がまだ二階で寝起きしていたとき、やはり
間に合わずに、ベットから立ち上がった母の
足元には下痢が・・・

拭いても拭いても、臭いは取れず、床はシミ
ついてしまいました。

二階の母の部屋の床を拭きつつ、そんなことも
思い出しました。

色んなこと、あったっけ・・・。


家に帰りたいという母に、実際に家を売却後、
「家はないんよ。」と言っちゃうんだろうか。

鬼娘のアタクシのこと、毎度、言われると、
今でも、言いたくなります。

もうじき、アータの家はなくなるんよ。


いい機会だから、この際、アタクシがこの世
からおさらばしたときに、後片付けをする甥か
姪かが、簡単に済むようにしておこうと思う
のです。

アタクシには、家はいらない・・・。


007

先日、アタクシ自身の写真を殆ど捨てました。

家族で写っているのは、何枚か残しましたが。