おやつ時に、施設(特別養護老人ホーム)に居る
母のところへ行きました。

母は、このところ、昼食後、お昼寝をしている
ので、起こして、リビングに連れ出します。

母のお隣の席のココ君のお母さん、すでに、
おやつは食べ終わって、なんと、居眠り中。

声を掛けずに、そっと、そっと。
母は、いつものように、大きな声で言いました。

これ、久しぶりに食べるわ!、美味しい!


それでも、ココ君のお母さんは眠りこけ状態。

面会に来ると、ココ君のお母さんから、

あら、こんにちは。
いいわねえ。娘は頻繁に来てくれて。
息子なんか、全く、来ないわよ。

と言われていたのに。

このところ、何も言わず、居眠りをしているか
ボーッとしているだけ。
ご飯もちゃんとお箸で食べていたのに、えっ、
手掴みで食べていました。

テーブルの下は、食べこぼしがいっぱい。

アタクシと8歳違いで70歳のココ君のお母さん。

彼女と話をすると、認知症はアタクシのすぐ、
そこにあるような気にさせられていました。

すでに徘徊気味の症状もあります。

でも、最近まで、行動的でしたし、母に対して
ハッキリとした物言いをしていました。

アタクシが帰るときは、

もう、帰っちゃうの?
お母さんのこと、置いて帰るんだー

と、母には聞かせたくないことをズバリ言って
いたのに。


ユニットの廊下の途中で、ぼんやりと佇んで
いたり、入り口付近のソファに、下を向いて
座り込んでいたり・・・。

しっかり会話が出来るのが、ココ君のお母さん
だけだったのに。


認知症の進行もまた、年齢が若ければ早いの
でしょうか?

70歳で徘徊気味ということは、すでに60歳台で
認知症を発症していたのでしょう。

いやいや、70歳前半では、認知症を発症しない
かもと高を括っておりましたアタクシ。

明日は我が身か・・・。

011

街角で「年賀状印刷」という文字を見かける
ようになりました。

って、今年もあと数ヶ月。

早い、早過ぎる・・・・