父がね、とうとう、あのドロドロの流動食に
なったのよ。

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)に父親が
入所している友人から、電話がありました。

半年前は、元気に歩き、入所者の方々と外出も
楽しんでいたそうなんです。

しかし、一度、転倒して頭部にたんこぶを作り、
それ以来、あまり、歩かなくなったそうです。

彼女は、施設のほうでもまた転倒されてもと
常時、車椅子に乗せてしまったから、歩く気が
失せてしまったのではないかと言ってました。


人間って歩けなくなると、下から上へと筋力の
衰えが始まってしまう。

だから、父親も喉の筋肉が衰えてしまい、誤嚥
しやすくなってきているのだと。

施設から、ミキサー食に変更しますと連絡が
あったのだそうです。


ここんところの父は、面会に行っても反応が
薄く、ボーッとしていることが多いのよ。

車椅子に座っているのも、辛そうだから、
「お父さん、ベットで横になるだけでも」と
寝かせると、そばに居てくれと言うの。

それに、帰るからねと、握手をすると手を
握って離さないし。


そこで、今までは二週間に一度だった面会を
一週間に一回にするのだそうです。


さらに、職員から延命治療についてどうする
のかと、聞かれたそうです。

私は嫁に行ってしまった立場で、最終的には、
弟が決めることなんだけれど。
延命はしてあげたいと思ってるわ。


そこんところは、鬼娘のアタクシとは違う。

うちは、延命治療はしないし、もし、万が一、
急な発作の場合は、家族が駆けつけるまで、
心臓マッサージは続けるかも、否だしね。


それにしても、母も昨年、ミキサー食となった
けれども、今は、また、普通に食事をしており
ます。

やはり、比較すると、お婆さんよりお爺さんの
ほうが、認知症の進行度が早いような気が
します。

006

息子と娘がいる友人。

息子から二世帯住宅を建てて、一緒に住もうと
言われているそうな。

お嬢さんは、結婚を前提としてお付き合いを
している男性がいるのだそうな。

私達、夫婦の将来は、お父さん次第でもある
のよね。


アタクシも、将来、どうするのか。
母次第ですしね。